アセロラは美肌の効能や美容効果が高くアセロラドリンク、ジュースとしても人気の果実です。食べ方ではゼリー、ジャム、スイーツやお菓子などの加工品に清涼飲料水、100%果汁や濃縮還元ジュース等様々ですが、アセロラの実に含有される栄養素は様々な効果や効能を持ちます。
アセロラには強い酸味を持つ酸味種のバーモントやレーボルク、甘みが特徴的な甘味種のフロリダスウィート、マノアスウィート、ルビートロピカルとがあり、アセロラの食べ方として甘味種であれば生食が可能で実の甘味をそのまま感じたりジュースで楽しむ事が可能です。
酸味種、甘味種共にビタミンCの含有量が高く、その含有量は豊富なビタミンCを持つレモン以上とも言われるほどであり習慣的にアセロラを摂取する事はこれら豊富なビタミンを摂取する事になります。
しかしアセロラにはビタミンC以外にも様々な栄養素が含まれていますので、それらの効果と効能を確認して行きたいと思います。
- アセロラとは?栽培が盛んな原産国と含有栄養素
- アセロラの栄養素と効果、効能
- アセロラの豊富なビタミンCはレモン以上
- ポリフェノール類のアントシアニンの効果と効能
- 同じくポリフェノール類のケルセチンを含む!効果と効能を確認
- アセロラの銅は鉄分を補助し骨や血管の成長に
- 葉酸は妊婦、胎児の発育に必須の栄養素
- ビタミンEも抗酸化作用が凄い!アセロラで活性酸素を撃退
- カリウムは体内の余分な塩分の排出に効果的
- 食物繊維は腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑える
- 亜鉛は幅広く補酵素としての効能をもつミネラル分
- パントテン酸は脂質や糖質の代謝、多くの酵素に関与するビタミン
- ビタミンAは野菜類に豊富に含まれ、美肌や老化防止に効果的
- 鉄は赤血球に合成されるミネラルで豚レバーやシジミにも豊富
- アセロラには他にも多くの栄養素が含まれる
- アセロラの栄養素と効果、効能
- まとめ
アセロラの効果とは?含有栄養素の効能と栽培が盛んな原産国
アセロラは西インド諸島や南アメリカ北部から中央アメリカが原産の果実と言われており、近年日本国内でも様々な商品、アセロラジュースやドリンク、ジャム、スイーツなどに加工されて食される事が多くなった果実でもあります。
アセロラで注目すべき栄養素は既に挙げているビタミンCですが、他にもビタミンE、銅、葉酸など果実らしく幅広い栄養素を持ています。またブルーベリーなどに多く含まれるポリフェノール類も含有する為に、これらの効能である抗酸化作用がビタミンCと合わさって高い効果を発揮します。
簡単な摂取方法としてはアセロラドリンク、100%果汁ジュースのストレートジュースが挙げられ、スーパーやコンビニなどでも多く取り扱われている状況がありますので、アセロラはとても身近な果実と言えるでしょう。
ここからはアセロラに含まれる栄養素とそれぞれの効能や効果を確認して行きたいと思います。
アセロラの栄養素と効果、効能
美肌効果や日焼け対策、美白などに効果を持つ事で知られるアセロラには、これらの効能を生む豊富なビタミンCに強い抗酸化作用を持つ他の栄養素、果汁の水分量やミネラル類など幅広い栄養素が含まれています。
リンゴやミカン、バナナなどの果実類には全般的に言えますがアセロラもこれらの果実と同様に栄養価が幅広い特徴を持ちます。
その中でもビタミンCの含有量が途出していますが、ビタミンC、銅、葉酸、ビタミンE、食物繊維、亜鉛、カリウム、パントテン酸、ビタミンA、鉄、ポリフェノール、アントシアニン、ケルセチンなどが含まれています。
これらの栄養素のそれぞれの効能や効果は幅広く健康や美容に良い働きを持つ物ばかりです。
アセロラの豊富なビタミンCはレモン以上
ビタミンCを多く含む事で知られるレモンですがアセロラにはそれ以上のビタミンCが含有されている事で注目されています。ビタミンCは美容や美肌には欠かせない効能を持ち、シミの予防や改善、シワ、たるみ、保湿など様々な効果を持つ事で知られています。
これはビタミンCが持つ抗酸化作用による効果で体内で発生する活性酸素を消去する働きが強く、活性酸素による体内細胞の酸化を防止する効能を持ちます。
以下で説明する他の栄養素のビタミンEやアントシアニンなどにも同様な働きが見られますので、アセロラには強い抗酸化作用がある事が際立ちます。
食品別ビタミンC含有量(100g辺り、mg) 食品別の栄養素含有量一覧 | ||
赤ピーマン 170mg | パセリ 120mg | レモン 100mg |
モロヘイヤ 65mg | いちご 62mg | キウイ 69mg |
ブロッコリー 120mg | キャベツ 41mg | じゃがいも 35mg |
のり 210mg | 玉ねぎ 8mg | アボカド 15mg |
きんかん 49mg | トマト 15mg | グレープフルーツ 36mg |
ポリフェノール類のアントシアニンの効果と効能
アントシアニンはポリフェノールの一種であり強い抗酸化作用を持ちます。このポリフェノールは殆どの植物の葉っぱや茎の部分に含まれる成分であり、5000種類以上もあると言われており、ブルーベリーやリンゴ、生姜やナス、お茶類(緑茶、紅茶、ウーロン茶)、かんきつ類など実に様々な食品や食べ物に含まれています。
この中でもアセロラに含まれるアントシアニンはプルーンやブルーベリー、柿などにも含まれているポリフェノールであり毛細血管の強化、視力の回復や疲れ目の改善などに高い効果を持つ事でも知られています。
美肌効果に合わせて、疲れ目や目を酷使する仕事や生活習慣を持つ方にアセロラは最適だとも言えるでしょう。
同じくポリフェノール類のケルセチンを含む!効果と効能を確認
玉ねぎやホウレンソウなどに多く含まれるケルセチンもアセロラにも含まれているポリフェノール類です。抗酸化作用を持ち体内の活性酸素の活動を弱め、消去する効能を持ちますので老化防止や美容、美肌効果を得られる成分であり、コレステロールの酸化を防止する効能や心臓病の予防等に効果を発揮します。
ポリフェノール類でありルチンやケンフェノール等と共にフラボノール類でもあるケルセチンは玉ねぎの皮に多く含まれる事でも知られています。
アセロラの銅は鉄分を補助し骨や血管の成長に
アセロラには銅も含まれており、この銅もビタミンCやアントシアニン、ケルセチンと同様に活性酸素を消去する効能を持ちます。それらの効能のみならず銅は体内の鉄分の働きを助ける役割があり、鉄の吸収や貯蔵を助ける効能を持ちます。
補酵素として骨や血管の成長や強化にも関わっており適切な量の摂取を日々意識しておきたい栄養素でもあります。
- ホタルイカ
- 牛レバー
- そら豆
葉酸は妊婦、胎児の発育に必須の栄養素
ビタミン類でもある葉酸は妊娠時の妊婦さんに特に必要と言われる栄養素であり、胎児の健全な発育に重要な役割を持つと言われています。
妊娠時期は様々な点に注意する事が必要になりますが、栄養管理や体重管理等もその一つであり、特に妊娠初期に葉酸を多く必要としますのでビタミンCを摂取出来るアセロラで葉酸を摂取する方法もお勧めです。
造血作用や皮膚粘膜の強化作用等もありますし、多くの野菜類、果実類に含まれますのでそれらの食材の組み合わせの一つとしてアセロラもレシピやレパートリーに取入れましょう。
葉酸を多く含む食べ物は以下の通りです。
- 鶏レバー
- モロヘイヤ
- ブロッコリー
- 枝豆
葉酸とは水溶性ビタミンのひとつで造血作用や補酵素としてアミノ酸の代謝や核酸の代謝に関わる効能をもつ栄養素です。 幅広い食物に含まれるビタミンで日々の食事からの摂取も行えますので欠乏や不足状態に陥ることはまれですが、葉酸不足時の症状として挙げられるのが貧血や食欲不振、口内炎な
ビタミンEも抗酸化作用が凄い!アセロラで活性酸素を撃退
抗酸化作用をもつビタミン類の中でも特に強い抗酸化作用を持つと言われるのがビタミンEですが、アセロラにも含まれており他のビタミンC、アントシアニン、ケルセチンと共に活性酸素を消去する効能を発揮します。
活性酸素は電子が足りなく不安定な状態になるフリーラジカルといった状態で細胞に悪影響を与えますので、このフリーラジカルの状態をビタミンEが解消する事で無毒化し消去してしまう効果があります。
こうした働きから特に強い抗酸化作用を持つと言われていますので、美容や美肌、老化防止等を行いたい場合には積極的に摂取したい栄養素でもあります。
ビタミンEを多く含む食べ物は以下の通りです。
- モロヘイヤ
- アーモンド
- うなぎのかば焼き
うなぎには天然物と養殖物とがあり旬や美味しい時期が微妙に違ってきます。うなぎと言えば土用の丑の日で毎年全国の鰻屋や鰻の蒲焼などこの日は大賑わいですしネット通販でも注文が集まる時期でもあります。 しかし天然の鰻の旬、食べ頃は別の時期、季節だと言う事はあまり知られていません。昔
カリウムは体内の余分な塩分の排出に効果的
アセロラにはミネラル類でもあるカリウムも含まれています。様々な野菜や果実に含まれるカリウムですが、高血圧の予防やむくみの解消等の効果があり体内の余分な塩分の排出に高い効果を発揮します。
塩分の過剰摂取は高血圧の原因やむくみの原因ともなりますので、余分な塩分を摂取した際には速やかに排泄する事が必要になってきますが、カリウムにはこうした働きがあります。腎臓で処理するので腎機能異常の時は摂取量に注意が必要ですが、通常は様々な食品や食べ物にカリウムが含まれている為カリウム不足となる事はないと言われています。
塩分の取りすぎを感じる場合には、カリウムを含む食べ物を日々意識的に摂取するように心がけましょう。
塩分は不足しても取りすぎても問題が起きる為に一日の摂取量を適切に守り意識しながらの食生活を送る事が大切です。頭痛や下痢、むくみやめまい、眠気などの症状が現われたり、高血圧や動脈硬化や生活習慣病などの深刻な病気の発症につながりますので日頃の食生活を見直し、適切な塩分の摂取量を意識し
食物繊維は腸内環境を整えたり、血糖値の上昇を抑える
食物繊維もアセロラ以外にも様々な果実、野菜、穀物などに含まれていますが、アセロラにも含まれています。
水溶性食物繊維、不溶性食物繊維ともに含まれており、腸内環境を整えるのに効果を発揮したり、便秘の改善、血糖値の上昇を抑制、コレステロールの吸収を抑制する効能を持ちます。
便秘の改善に食物繊維が効果的だと言われますが不溶性食物繊維が水分を吸い膨張し排便が促されますので、便秘の際は不溶性食物繊維を摂取すると良いでしょう。
食物酵素は消化酵素、代謝酵素とは違い食べ物や食品から摂取る酵素で毎日の食生活でのレシピ、食材から摂取が基本です。この食物酵素はダイエット効果が高く食事で摂取した食べ物の消化、吸収、代謝など、痩せる為に必須とも言える働きを持っています。 こうした働きを意識的に日々の食習慣に取
亜鉛は幅広く補酵素としての効能をもつミネラル分
亜鉛はミネラルの一種で細胞の生成や成長に影響をもち、100種類もの酵素の補酵素として効能をもつ栄養素です。
成長に関与する栄養素ですので、子供の成長期には特に重要とされるミネラルで身長の伸びに関わるアミノ酸のひとつでもあるアルギニンなどと同様に重要な栄養素と言われています。
成長促進や味覚の正常化、インスリンの合成など幅広い効果を持ちますし、ビタミンA、C、Eなどと同様に活性酸素を消去する酵素の補酵素になることで間接的に抗酸化作用をもつミネラルですので、美容面から考えてもとても重要なミネラルです。
亜鉛はアセロラ以外にも豚レバー、和牛肩肉、牡蠣、納豆などの食品に多く含まれていますので、これらの食品を日々摂取するように習慣づけると亜鉛不足による食欲不振、味覚の異常、成長障害などの症状の心配はないでしょう。
細胞分裂を促進し味覚を保つ亜鉛の摂取を日々意識した食事のメニュー、特に成長期のお子さんが居るご家庭では心がけたい所です。
亜鉛含有量ランキング、TOP10 (100g辺り) | |||
順位 | ジャンル | 食品名 | 含有量 |
1位 | 魚介類 | かき くん製油漬缶詰 | 25.4mg |
2位 | 穀類 | その他 小麦はいが | 15.9mg |
3位 | 魚介類 | かき 養殖 水煮 | 14.5mg |
4位 | 魚介類 | かき 養殖 生 | 13.2mg |
5位 | 魚介類 | 加工品 塩辛 | 11.8mg |
6位 | 魚介類 | あわび 水煮缶詰 | 10.4mg |
7位 | 調味料及び香辛料類 | パプリカ 粉 | 10.3mg |
8位 | 魚介類 | ぼら からすみ | 9.3mg |
9位 | 肉類 | 加工品 ビーフジャーキー | 8.8mg |
10位 | 肉類 | その他 スモークレバー | 8.7mg |
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会 日本食品標準成分表2010のデータより抜粋 url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm | |||
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
パントテン酸は脂質や糖質の代謝、多くの酵素に関与するビタミン
パントテン酸とは?ビタミン類の一種で糖質、脂質の代謝に関わる働きをもつビタミンで、パントイン酸とβ-アラニンという物質の結合体でダイエット効果などが期待できる栄養素です。
腸内細菌から合成され、免疫力を向上させる働きをもつビタミンで、糖質や脂質の代謝に役立つ多くの酵素のうち、実に100種類以上もの酵素がパントテン酸なしには作られない為に非常に重要な存在と言えますし、パントテン酸の摂取によって大きな影響があると言えるでしょう。
また、パントテン酸は善玉コレステロースを増やす働きをもつビタミンで、善玉コレステロールが増えると体内の悪玉(LDL)の減少につながりますし中性脂肪の減少にもつながりますので、生活習慣病の予防に効果的です。
サーロインやフォアグラ、生ハムなど肉類のパントテン酸含有量のランキングと食事摂取基準を活用し、過不足のないようにいも及びでん粉類や砂糖及び甘味類、豆類など他の含有量の高い食材と組み合わせることでも摂取効率を高めることにつながります。 また、パントテン酸不足であれば上位に位置
このような効果をもつパントテン酸ですが、不足すると免疫力の低下により風邪などの病気にかかりやすくなりますので日々適切な摂取を行いたいビタミンですが、鶏レバー、うなぎの蒲焼、アボカド、納豆、イクラ、たらこ、子持ちカレイ、レバー、鶏肉、アボカド、カリフラワー、モロヘイヤ、卵など幅広い食べ物に含まれますので少し意識することで十分に摂取可能な栄養素でもありますので正しく摂取を行いましょう。
パントテン酸含有量ランキング、TOP10 (100g辺り) | |||
順位 | ジャンル | 食品名 | 含有量 |
1位 | 果実類 | バレンシアオレンジ 果実飲料 | 12mg |
2位 | 肉類 | 副生物 肝臓 生 | 10.10mg |
3位 | 果実類 | バレンシアオレンジ 果実飲料 | 8mg |
4位 | 豆類 | えんどう赤 青 グリンピース(揚げ豆) | 8mg |
5位 | きのこ類 | 乾しいたけどんこ、こうしんを含む 乾 | 7.93mg |
6位 | 肉類 | その他 スモークレバー | 7.28mg |
7位 | 肉類 | 副生物 肝臓 生 | 7.19mg |
8位 | 肉類 | 副生物 肝臓 生 | 6.40mg |
9位 | 乳類 | その他 チーズホエーパウダー | 5.95mg |
10位 | 魚介類 | めばる 干しやつめ | 5.76mg |
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会 日本食品標準成分表2010のデータより抜粋 url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm | |||
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
ビタミンAは野菜類に豊富に含まれ、美肌や老化防止に効果的
アセロラに含まれる栄養素のビタミンAは暗所での視力の維持に効果を持ち、感染を防ぐ効果や免疫力の向上が期待できる栄養素で、ビタミンAの前駆体であるβ-カロテンはに皮膚や粘膜を健康に保つ効果があり美容効果が期待できる栄養素です。
ビタミンAには抗酸化作用がありビタミンCやビタミンEと同様に老化防止効果がありますし、これらの栄養素と合わせて摂取することでより抗酸化力を高めることにつながりますので、レシピに工夫を加えてビタミンAのみならずC、Eなども一緒に摂取すると良いでしょう。
ビタミンaを多く含む動物性食品は鶏レバーや肝豚レバーにあんこうの肝、植物性食品ではモロヘイヤやにんじん等がビタミンaを多く含んでおり、適度な摂取で効率的にビタミンaの効果が得られますが過剰症や不足症等もありますので注意も必要です。 ビタミンaとはレチノールとも呼
また、ビタミンAは脂溶性ビタミンなので油と一緒に摂取することで吸収率が高まりますので、油を使ったレシピでの摂取もおすすめで、鶏豚レバー、ウナギの蒲焼、あんきも、モロヘイヤ、かぼちゃなどの食べ物にビタミンAが豊富に含まれます。
β-カロテンが豊富な食べ物にはニンジンが挙げられますが、ニンジン1本辺りを食べることでβ-カロテンの必要量を賄えますし、かぼちゃにはビタミンC、A、Eの抗酸化作用が高い栄養素が3種類とも含まれる便利な食べ物と言えますので、抗酸化作用をもつ栄養素を取るのにおすすめの食品です。
ビタミンAの取り過ぎによる過剰症の症状は頭痛、吐き気、嘔吐、関節痛、脂肪肝、甲状腺機能異常などが挙げられますので、取り過ぎないように注意した食習慣を心がけましょう。
食品別ビタミンA含有量(100g辺り、mg) 食品別の栄養素含有量一覧 | ||
鶏レバー 8400μg | バジル 520μg | しそ 880μg |
豚レバー 10400μg | あんきも 2490μg | ウナギの蒲焼 1500μg |
あなご 890μg | にんじん 720μg | 味付けのり 2700μg |
ほたるいか 1500μg | いくら 330μg | プロセスチーズ 260μg |
カマンベール 240μg | バター 520μg | スモークレバー 17000μg |
鉄は赤血球に合成されるミネラルで豚レバーやシジミにも豊富
アセロラに少量ながら含まれている鉄は、主に小腸で吸収されるミネラルでトランスフェリンと呼ばれる糖たんぱく質と結合し骨髄、肝臓、脾臓などさまざまな部位に運搬されます。
体内の鉄分の多くは赤血球と結合しており、取り込んだ酸素を全身の細胞に運搬、供給する役割を持っており非常に重要な栄養素でもありますし、骨髄、肝臓、脾臓に貯蔵された鉄は出血などで不足した際に利用される性質を持ちます。
卵はお菓子やおかずに使われる食材ですが含有する栄養価が高く成分バランスも非常に良い食品です。白身や黄身での栄養素の違い、カロリーや良質なタンパク質の効能や効果があり日々の食生活に取り入れ体調管理に役立てる食材と言えるでしょう。 今回はこの卵に含まれる栄養素の働き
また、赤血球の鉄は再利用されて再度赤血球に合成される節約構造がありますし、体内の鉄量が少ないと自然と吸収率が高まり補うよう変化する特長も持ちます。
小松菜、豚レバー、シジミ、小松菜、卵黄などの食べ物に多く含まれますし、豚ロース肉にはたんぱく質や鉄が豊富でビオチンも含まれ、カリウムが豊富なゴボウにはマグネシウムやカルシウム、鉄、食物繊維などが含まれています。
アセロラなどの摂取も良いですが、これらの食品の摂取を行い、鉄の効果でしっかりとした赤血球の働きや貧血の予防につなげましょう。
鉄含有量ランキング、TOP10 (100g辺り) | |||
順位 | ジャンル | 食品名 | 含有量 |
1位 | 調味料及び香辛料類 | にんにく類 粉 | 120.0mg |
2位 | 調味料及び香辛料類 | タイム 粉 | 110.0mg |
3位 | 藻類 | あおのり 素干し | 74.8mg |
4位 | 魚介類 | あゆ 天然 内臓 焼き | 63.2mg |
5位 | 藻類 | かわのり 素干し | 61.3mg |
6位 | 藻類 | ひじき ほしひじき | 55.0mg |
7位 | 調味料及び香辛料類 | セージ 粉 | 50.0mg |
8位 | 藻類 | いわのり 素干し | 48.3mg |
9位 | 魚介類 | 缶詰 水煮 | 37.8mg |
10位 | |||
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会 日本食品標準成分表2010のデータより抜粋 url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm | |||
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
アセロラには他にも多くの栄養素が含まれる
ここまで挙げてきたさまざまな栄養素がアセロラには含まれていますので、それぞれの効果や効能を確認し日々の食生活に活かすとともに、果実類は幅広い栄養素を含むことが多いですがアセロラもそれらリンゴやミカンなどと同様に栄養素が幅広い果実と言えるでしょう。
まとめ
アセロラは豊富なビタミンCを含有し強い抗酸化作用をもつ果実です。アセロラドリンクやジュース等が簡単に手に入る環境ですので、日々の食生活の中にアセロラを取入れて美容や美肌、健康管理に役立てましょう。