北海道赤井川村の人口の推移とそこから見える今後の課題

北海道赤井川村は札幌の西方、小樽の南方に位置する地域で森林が大部分を占める北海道の中でも特に豪雪地帯とも言われ、日本全国で問題視される少子化や高齢化の問題を抱えるのは他の地域と同様です。

ここからは、赤井川村の人口変動や増減率の確認と今後のこの地域の人口の動きから見える問題点や今後の課題などを確認しておきましょう。

日本（北海道赤井川村）の人口の推移と増減

北海道赤井川村ではカルデラ、温泉、キャンプ場などの観光資源がありますが、少子化や高齢化など人口の増減による今後の影響も気になるところですので、そうした影響を及ぼす人口の推移を以下で確認して行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

北海道の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。

北海道赤井川村の総人口の増減と推移、今後の予想

この先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で579人程の減少で39％程度の人口減少が予想されます。

北海道赤井川村の年少人口の増減と推移、今後の予想

北海道赤井川村の年少人口はとても減少率が高く推移してきておりこの先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で209人程の減少で67％程度の人口減少が予想されます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で21％から7％程度に減少しており、総人口比率が14％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、北海道赤井川村は7％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

北海道赤井川村の生産年齢人口の増減と推移、今後の予想

この先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で515人程の減少で53％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で67％から32％程度に減少しており、総人口比率が35％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、北海道赤井川村は32％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

北海道赤井川村の老年人口の増減と推移、今後の予想

北海道赤井川村の老年人口はこれまで増加傾向にあり2040年には1980年比で145人程の増加で179％程度の上昇率での人口増加、総人口比率で11％から21％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が10％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％ですが、北海道赤井川村は今後は全国平均以下が予想される地域です。

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