北海道紋別市の人口増減率からみる問題点

北海道紋別市には旧上藻別駅逓所、渚滑川、紋別市の流氷砕氷船などの観光資源をもつ地域で紋別市を流れる藻鼈川をアイヌ語呼びのモベッから紋別と命名されたといわれています。

オホーツク海に面する北海道の東北方面にに位置する市で、豊富な海産物などがおいしい地域ですが近年の人口変動には問題も抱えます。

ここからは、紋別市の総人口、年少人口、生産年齢人口、老年人口のこれまでの増減率と今後の予測の確認と、そこから見える問題点を確認して行きたいと思います。

日本（北海道紋別市）の人口の推移と増減

北海道紋別市には旧上藻別駅逓所、渚滑川、紋別市の流氷砕氷船の観光資源を抱えますが、人口の減少や今後の高齢化などの問題を抱えるのは、他の日本全国の市町村と同様です。

それら少子化や高齢者の増加などのこれまでの推移や今後の予想を確認して行きましょう。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

北海道の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。

北海道紋別市の総人口の増減と推移、今後の予想

北海道紋別市の総人口はこれまで減少傾向にありこの先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で19860人程の減少で59％程度の人口減少が予想されます。

北海道紋別市の年少人口の増減と推移、今後の予想

北海道紋別市の年少人口はとても減少率が高く推移してきており、これから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で6422人程の減少で86％程度の人口減少が予想されます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で23％から3％程度に減少しており、総人口比率が20％もの減少が予想されますので、今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、北海道紋別市は3％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

北海道紋別市の生産年齢人口の増減と推移、今後の予想

北海道紋別市の生産年齢人口はこれまで減少傾向にありこれから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で17220人程の減少で73％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で76％から20％程度に減少しており、総人口比率が56％もの減少が予想されますので、今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、北海道紋別市は20％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

北海道紋別市の老年人口の増減と推移、今後の予想

北海道紋別市の老年人口はとても高い増加率で推移しており、この先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想されています。

2040年には1980年比で3782人程の増加で、242％程度の上昇率での人口増加が予想され、総人口比率で8％から、21％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が13％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％ですが、北海道紋別市は今後は全国平均以下が予想される地域です。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

北海道の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。