北海道恵庭市の人口増減率からみる問題点

北海道恵庭市は札幌の南方に位置し陸上自衛隊の駐屯地がある地域で、道央自動車道が通り札幌と苫小牧の間に位置しています。

住みやすい地域ですが人口の増減による変化もともなっており、以下では、恵庭市で起きている人口変動の推計を総人口、年少人口、生産年齢人口、老年人口の４区分にて確認し、これまでの状況と今後の予測から課題を確認して行きたいと思います。

日本（北海道恵庭市）の人口の推移と増減

北海道恵庭市は日本全国の市町村と同様に人口の変動による影響が今後予測されますが、少子化や高齢化など人口の増減による今後の影響も気になるところですので、そうした影響を及ぼす人口の推移を以下で確認して行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

北海道の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。

北海道恵庭市の総人口の増減と推移、今後の予想

北海道恵庭市の総人口はこれまで増加傾向にありこの先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で20142人程の増加で146％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

北海道恵庭市の年少人口の増減と推移、今後の予想

この先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で4710人程の減少で43％程度の人口減少が予想されます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で22％から13％程度に減少しており、平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低ですが、北海道恵庭市は全国平均以上が予想される地域です。

北海道恵庭市の生産年齢人口の増減と推移、今後の予想

この先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で4579人程の増加で115％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、北海道恵庭市は全国平均以上が予想される地域で生産年齢人口が比較的多めな地域です。

北海道恵庭市の老年人口の増減と推移、今後の予想

北海道恵庭市の老年人口はとても高い増加率で推移しておりこの先さらに増加が進む可能性が高く、2040年には1980年比で20273人程の増加で973％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

北海道恵庭市は老年人口が全国平均の27.3％以上の数値が高い地域で50％超えの限界集落に近い割合で推移している地域で対策が必要で、2040年には1980年と比べて総人口比率で3％から36％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が33％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％で過去最高を記録、北海道恵庭市は36％と今後は全国平均状が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。

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