北海道夕張市の人口増減率からみる問題点

北海道夕張市はメロンで有名な地域で札幌の東方に位置し、富良野や占冠などが近くにある地域です。この地域も全国各地で起きている人口減少や高齢化の問題など同様に起きている地域のひとつで、これまでの人口数の推計と今後の増減の推移からみえてくる問題があります。

以下では、夕張市で起きている人口変動の推計を総人口、年少人口、生産年齢人口、老年人口の４区分にて確認し、これまでの状況と今後の予測から課題を確認して行きたいと思います。

日本（北海道夕張市）の人口の推移と増減

北海道夕張市は夕張メロンで有名な地域ですが、人口減少や人口ピラミッドの変動などで問題を抱える地域のひとつですし、高齢者の増加や今後の推移も気になるところですので、そうした人口の推移を以下で確認して行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

北海道の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。

北海道夕張市の総人口の増減と推移、今後の予想

北海道夕張市の総人口はとても減少率が高く推移してきており、これから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で37832人程の減少で91％程度の人口減少が予想されます。

北海道夕張市の年少人口の増減と推移、今後の予想

北海道夕張市の年少人口はとても減少率が高く推移してきており、これから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で8185人程の減少で98％程度の人口減少が予想されます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で26％から0％程度に減少しており、総人口比率が26％もの減少が予想されますので、今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、北海道夕張市は0％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

北海道夕張市の生産年齢人口の増減と推移、今後の予想

北海道夕張市の生産年齢人口はとても減少率が高く推移してきており、これから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で28039人程の減少で95％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で141％から7％程度に減少しており、総人口比率が134％もの減少が予想されますので、今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、北海道夕張市は7％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

北海道夕張市の老年人口の増減と推移、今後の予想

これから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で1608人程の減少、43％程度の人口減少が予想されます。

全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％ですが、北海道夕張市は今後は全国平均以下が予想される地域です。

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