グリーンピースは栄養価の高くバランスの良い食材でありながらあまり知られていない効能や効果が多くあります。それらグリーンピースの働きや健康効果、美容効果や病気の予防効果についてまとめて行きます。
レシピとしてはご飯やサラダ、シュウマイやピラフやチャーハンなどに添えてあるイメージが強いですが、グリーンピースとしての楽しみ方も豊富にありますので保存方法などと合わせて確認して行きましょう。
グリーンピースとは?
グリーンピースとはマメ科の野菜エンドウの未熟な種子の事で青実用エンドウ、アオエンドウ、ミエンドウなどとも呼ばれる事がありサラダやシュウマイ、ピラフやチャーハン、和え物や炒め物、炊き込みご飯やカツ丼に添えられる事が多く彩りとしても重宝する食材。
あまり知られていないがグリーンピースには豊富な栄養素が含まれており、少量でも効果的な働きをするぐらい栄養価が高い食品でありながら、何故か嫌いな人が多いのもグリーンピースの残念な所でもあるような気がする。
そんな栄養満点で豊富な効能や効果を持ち安価なグリーンピースの詳細をまとめて行きたいと思います。
グリーンピースの保存方法
グリーンピースは既に冷凍されている物を購入する機会が多かったり、外食時に頼んだ食事に添えられていたりが多いかとは思います。
春から夏にかけた4月~6月頃の旬の時期にはさやつきのグリーンピースが販売され甘味も豊富でとても美味しいですので一度試してみるのも良いでしょう。
乾燥させないように冷蔵保存し速めに食す事をおすすめですし、もし長期保存をするのであればはじめから冷凍保存されているものを購入する方が望ましいでしょう。
簡単で人気のレシピ
グリーンピースは冷凍のまま炒め物に入れたり煮物に入れたりと比較的簡単に使う事が可能です。ミキサーなどで細かくし牛乳等と混ぜて栄養満点な離乳食やポタージュにしたりディップ状にしソースとしたりもいいでしょうし、御飯にパラパラと散りばめるのも定番ですしマヨネーズと和えたり和風たれやサラダドレッシングでも美味しくいただけます。
豆類ですのでそのまま食べても美味しいので試してみるといいでしょう。
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グリーンピースに含まれる栄養成分と効果、効能
あまり大量に食べる機会の少ないグリーンピースは少量でも十分な栄養素を持つほど栄養価の高い食品です。
主にタンパク質や糖質が多く、別途ビタミンC、カリウム、食物繊維、βカロテンなども含まれるとても栄養バランスの良い食材であり、これらの栄養素の働きにより免疫力向上や老化の防止、癌の予防、美容効果や美肌効果が期待されます。
美容に欠かせない食物繊維も豊富であり、これら栄養成分の働きについて確認して行きましょう。
タンパク質は生命活動に必須な栄養素
タンパク質は筋肉の形成や内臓や爪、髪などの形成にも役立っている栄養素ですし、植物性タンパク質と動物性タンパク質とがありますが日頃の食事から日常的に摂取している栄養成分でもあります。
大豆製品やお米、小麦粉やそばなどにも多く含まれるタンパク質ですがグリーンピースにも豊富に含まれており、上記の働きを促し生命活動を維持したり免疫強化で病気の予防につながります。
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食物繊維は腸内環境を整えたり、悪玉コレステロールの排出など
食物繊維には不溶性と水溶性とがありますがグリーンピースに含まれる食物繊維は主に不溶性の食物繊維になります。この不溶性の食物繊維は水に溶けにくく食す事で腸内で水分を吸収し膨張し腸内環境の改善や腸壁の刺激、排便の促進やかさ増し効果などが期待されます。
排便時に不要な老廃物なども一緒に排出してくれるのが不溶性食物繊維のありがたい所で、腸内環境を整え活性化させ善玉菌の増加を促しますので健康管理や維持、病気の予防や美容効果などには必須の栄養素と言えるでしょう。
この、不溶性の食物繊維を豊富に含むのがグリーンピースの特筆すべき点でもあり、少量でも多くの野菜を摂取しなければ得られない程の食物繊維の量を摂る事が可能な食材である事は覚えておきましょう。
豊富なカリウムは過剰塩分の排出や高血圧の予防に
グリーンピースにはカリウムも豊富に含まれており、高血圧の予防や塩分の摂りすぎの対策、むくみの解消などに効果が期待されます。適度な塩分の摂取は健康管理や維持の上では必須ですが過剰に塩分を摂りすぎてしまうと、高血圧や他の病気を引き起こす事になりかねません。
そのような状況を改善、予防するのに役立つのがカリウムであり、体内の余分な塩分の排出を行う働きをしますので体内のバランス調整に効果的です。
海藻類や野菜や果物にも多く含まれていますので必要に応じて摂取する事が望ましいですが、カリウムを豊富に含むグリーンピースは最適な食材と言えるでしょう。
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グリーンピースは低カロリー?
グリーンピースのカロリーは100g辺り93kcalであり、水菜22kcal、蜂蜜294kcal、桃39kcal、キャベツ22kcal、アスパラガス23kcal、みかん44kcal、玉ねぎ37kcal、アボカド187kcal、豆腐55.9 kcal、トマト18.9 kcal、こんにゃく6.9 kcalなどと比較すると、そこそこカロリーがある程度かなと感じますが、その際立った栄養成分の豊富さによる健康促進効果や免疫向上効果の方がグリーンピースの注目すべき点でしょう。
まとめ
グリーンピースはメインの食材と言うよりは目立たない存在ですが、栄養面でみるととても豊富に含まれる栄養素とその効果や効能による健康促進や病気の予防効果などは大きな物があります。
レシピや調理の際にも簡単に使う事が出来ますし長期保存も可能なので、何気に重宝する食材でもありますのでグリーンピースを使ったレシピを何個かマスターしておく事も今後の役に立つでしょう。
まずは健康面を考え適度に食べる習慣をつける事が大切ですし、旬の時期には甘みの高いグリーンピースを味わってみようかと思います。