ごまは健康やダイエット効果が高くセサミンやカルシウム、鉄分などの栄養成分が豊富で胡麻豆腐や胡麻油、ドレッシングにごま団子、ごまたれ、胡麻和えなどの食べ方やレシピ、白ごま黒ごまの種類などお菓子にも多く使われます。
栄養豊富で健康に良いごまですがカロリー量や食べ過ぎ、とりすぎへ注意点、どのような効能や効果があるのか?一日辺りの摂取量はどのくらいが適切なのか気になるところです。
普段それ程メインの食材となる事の少ない胡麻に関する驚きの効能や効果を確認して行きたいと思います。
胡麻に含まれる栄養素は?セサミンの効能と効果を確認!
胡麻には様々な効能がある事で健康管理や美容にいい食品で、その成分は健康食品やサプリメントなどにも多く使われています。
特に胡麻に含まれる豊富なセサミンは老化防止やアンチエイジング、ゴマリグナンは肝機能の向上など健康管理や美容にとって重要な働きを持つと言われています。
また、含有する栄養素も豊富でカルシウムや鉄分、ビタミンE、ゴマリグナン、アントシアニン、セサミンなど様々な効能を持ち、健康効果の高い成分が多く含まれます。
- 脂肪の分解
- 老化防止
- アンチエイジング
- 肝機能向上
- 便秘の解消
- 冷え性
- 骨の強化
セサミンの効能は?肝機能を高め二日酔いに効果的!
セサミンは胡麻に豊富に含まれる栄養素でありゴマリグナン等のリグナン類の一種です。
このセサミンはサプリメント等にも使われており健康意識の高い方に注目の成分であり、強い抗酸化作用、肝機能向上、コレステロール値の上昇抑制の効能があると言われています。
これらの効能により高血圧の予防や二日酔いの予防、症状改善、悪玉(LDL)コレステロールの減少により動脈硬化の予防など様々な効果があるとされています。
こうした病気の多くは年齢を重ね高齢になるにつれて対策を施すことが重要になってきますし、普段の食生活が乱れ、肥満やメタボ状態、アルコールの摂取が多い場合などは特に対策や改善が必要になってきます。
そうした時に胡麻を食生活に取り入れる事で簡単にこれらの対策を行う事が可能なのが、胡麻の魅力とも言えるでしょう。
- 高血圧の予防
- 二日酔いの予防、症状改
- 悪玉(LDL)コレステロールの減少
- 動脈硬化の予防
- ダイエット効果
また、胡麻に手を加える事でセサミンが変化ををこしセサミノール、セサモリン、セサモール等に変化しそれぞれ効能も変化していきます。ごまはすったり、炒ったりする事の多い食品ですがこの工程によりごま油の抗酸化作用は通常のごまを摂取した時よりも効果が高く、美容や美肌効果が高いと言われています。
小さな一粒に豊富なカルシウムを含む!子供の成長にはごまが最適?
セサミンを豊富に含むごまですがカルシウムも豊富に含んでいます。
カルシウムは骨の成長や維持に重要な働きを持っていますし、歯の形成、特に発育期の子どもや妊婦時期の妊婦さん、授乳期のお母さん、高齢になって骨が弱ってきたり骨粗鬆症の危険性が高まっている方などに重要です。
これらの状況で必要なカルシウム量を摂取するのに役立つのがごまであり、毎日継続した栄養成分の摂取を行う簡単な食材と言えるでしょう。
また、カルシウムが不足すると精神的な影響も大きく、イライラ感を覚えたり不安定な状態になりますので精神安定などの意味でもカルシウムが必要、不足気味の人は多く居るでしょう。子供の成長期などの不安定さの改善にはカルシウムは必要だとも言われています。
さらに成長期の子供は骨格の形成や身長の伸びなど、カルシウムはとても重要になってきますので、必要量を摂取出来る食生活や食事のレシピ、習慣を付ける事も大切でしょう。
鉄分は血液に効果的!ヘモグロビンの主成分で貧血の予防に
鉄分は血液にとって重要な栄養成分で赤血球の構成物質であるヘモグロビンの主成分になります。赤血球は血中の酸素を全身に運搬する役割をもつ働きを持ち、赤血球内のヘモグロビンと酸素が結合する為に鉄分はとても重要です。
貧血の症状が頻繁に起こる方は鉄分、葉酸、ビタミンB12が不足している場合が多いと言われていますので、鉄分を豊富に含むごまを摂取する習慣はこうした症状の予防や対策にも繋がります。
また子供の成長にも重要で、特に記憶力の向上効果もありますので豊富なカルシウム量とあわせて鉄分を豊富に含むごまは成長期の子供には最適な食材とも言えるでしょう。
因みにビタミンCと鉄分を一緒に摂取すると吸収率が上がります。
- 免疫機能
- ヘモグロビンの形成
- 貧血の予防や対策
- 記憶力の向上
食物繊維の効果で便秘の解消!胡麻の含有量はトップクラス!
食物繊維は便秘の解消に効果が高い事は広く知られていますが、腸内環境、腸内細菌を整える働きがあります。食物繊維には水溶性と不溶性とがありますが、ごまに含まれるものは不溶性食物繊維で腸内の悪玉菌の活動抑制や減少作用がある為、悪玉菌の影響による大腸癌、大腸ポリープなどの原因解消、予防に効果があると言われています。
ごまの魅力は少量の摂取で多くの栄養素、カルシウムやセサミン、鉄分に食物繊維などバランスよく摂取出来る所で、うまく食生活に取り入れる事で継続的な健康管理に役立つ所と言えるでしょう。
食物繊維は多くの食べ物、食材のも含まれますので、便秘の症状がある方はこれらの食材の摂取が効果的です。
- ごま
- ゴボウ
- トウモロコシ
- カボチャ
- いんげん豆
- 干しきくらげ
アントシアニンの効果とは?含有量の多い食品とは?
ごまの中でも黒ごまに多く含まれるアントシアニンはブルーベリーやイチゴ、カシスやクランベリー、プルーんなどの果実に小豆、赤たまねぎなど赤紫色の食品に多く含まれる栄養成分です。
このアントシアニンは眼精疲労の改善や目の健康を促進する効果が高いと成分と言われ、多くのサプリメントや健康食品に使われている成分でもあります。
近年PC、携帯電話、スマホ、タブレット端末の普及やゲームやアプリの人気で目を酷使する事の多くなった状況下で、アントシアニンの効果である目の疲労回復や機能の向上の効能は今後さらに求められるものになりえると考えます。
一日の中で半分以上をPCの画面と向き合っている方も多く居る事から、ごまの効果、効能で目のメンテナンスを心がける事も大切でしょう。
まとめ
ごまは小さな種でありながら豊富な栄養素を含む食べ物で、セサミン、カルシウム、鉄分、アミノ酸、ビタミンE、ゴマリグナン、アントシアニンなど実に様々な栄養成分を含有しています。
また胡麻は食すに簡単であり様々な料理やレシピにあわせられますし、ごまその物をふんだんに使ったごま豆腐やごまダレなども色々と応用が利く一品でしょう。
こうした料理を日々の食生活に取り入れ、ごまを積極的に摂取する習慣を持ち健康管理に役立てる事で、美容効果や癌、老化防止、動脈硬化などの対策に役立ちますし、あらゆる病気の元となりうる肥満の予防にも繋がるでしょう。