とうもろこしは非常に栄養価が高く成分も豊富、栄養バランスも整い効能を抜群の健康効果の高い食品です。妊婦の栄養補給や乳児や幼児の離乳食にも重宝され、缶詰なども便利で保存が利く食材として様々な料理やレシピにも応用が効くのも魅力的です。
炭水化物、食物繊維、ビタミンB群、葉酸、カリウム、鉄、銅など豊富に含み普段の栄養補給にも最適ですし、特に栄養バランスに気を使う妊娠時や胎児の発育にも特に必要な栄養素も多く含まれるので、積極的に摂取したい食品でもあります。
そんなとうもろこしに含まれる栄養成分と効能を中心に確認して行きましょう。
とうもろこし(玉蜀黍)とは?
とうもろこしって玉蜀黍と書くとは今の今まで知りませんでしたが、世界三大穀物の一つであり食料や飼料、コーンスターチ、バイオエタノールの原料として広く利用されています。近年はバイオマスプラスチックとしてとうもろこしを使ったプラスチックの製造や3Dプリンターなどで使われるなどの用途も広まってきています。
トウキビやコーンなどの呼び方も定着しており紀元前5000年頃には大規模な栽培がされて居たとされており歴史深い食品でもあり、その豊富な栄養成分から世界中に広まるに至った食品です。
日本はとうもろこしの輸入量のほとんどがアメリカからであり8割程度を占め、ついでブラジル等からの輸入も行っている。遺伝子組み換えされたトウモロコシの流入や使用などで注目を集める事のあるとうもろこしではありますので気になる方は別途調べる事をおすすめします。
とうもろこしに含まれる栄養成分一覧
とうもろこしを使った料理やレシピは多く代表的な所ではコーンスープ、バターコーン、ポップコーン、 コーンフレークなどがあり菓子類でもスナック菓子として多く原材料として使われている場合もい多いです。
またビール、ウイスキー等にも原料として使われ、燃料、油、プラスチックなど実に様々な所で活用されています。
食品としてもとうもろこしには美容や健康にとって重要な栄養価が多く、幅広く含まれるのも特徴です。先に述べた炭水化物、食物繊維、ビタミンB群、葉酸、カリウム、モリブデン、ナイアシン、鉄、銅以外にもリン、亜鉛、マグネシウム、クロム、ビタミンE、Cなども含まれて居ます。
それぞれ効果や効能も違いますので確認して行きたいと思います。
葉酸は妊婦に必須の栄養素
葉酸は妊娠時の妊婦さんに必須の栄養素とも言われており、野菜からの摂取やサプリメントの利用などで摂取する事が可能です。
胎児の発育にも大きな影響を与えるといわれていますので、妊娠時は特に摂取しておきたい栄養成分です。鶏や牛、豚のレバーやそら豆、すじこ、焼きのり等にも多く含まれて居ますがとうもろこしにも葉酸が適度に含まれていますので摂取するといいでしょう。
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葉酸とは水溶性ビタミンのひとつで造血作用や補酵素としてアミノ酸の代謝や核酸の代謝に関わる効能をもつ栄養素です。 幅広い食物に含まれるビタミンで日々の食事からの摂取も行えますので欠乏や不足状態に陥ることはまれですが、葉酸不足時の症状として挙げられるのが貧血や食欲不振、口内炎な
カリウムは塩分の排出や高血圧の予防に
カリウムは多くの食品や食材に含まれている栄養成分で過剰摂取に成りがちな塩分の体外への排出効果があります。
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サプリメントの利用や果物の摂取でカリウムを摂る事が出来ますのでほうれん草、かぼちゃ、ピーナッツ、アーモンド、納豆などの豆類などにもカリウムは多く含まれて居ますので食生活に取り入れるといいでしょう。
- ほうれん草
- かぼちゃ
- ピーナッツ
- アーモンド
- 納豆
塩分過剰になりがちな食生活が日常的な方は特に摂取したいのがカリウムですね。
モリブデンは貧血気味になる妊婦に重要
モリブデンはミネラル類の一種で貧血になりがちな妊娠時の妊婦さんの食事に取り入れたい栄養素でもあります。銅の排泄、尿酸や鉄分の代謝などの働きが高く、血液の活動をを助ける効能を持ちます。
モリブデンは骨、皮膚、肝臓、腎臓に多く欠乏すると頭痛、嘔吐、昏睡などの症状が現われる事もあるとされています。
豆類の多く含まれており穀類や種実類でも摂取する事が出来ますので、とうもろこしを食べる事でも貧血の予防やさまざまな効果が得られます。
- 貧血対策
- 尿酸の代謝
妊娠中は葉酸やビタミンなどの適切な摂取が大切ですが、普段は起こらない貧血やむくみなどの症状に悩まされることもありますので、そうした妊娠時のむくみたいさくにはこうした物を利用するといいでしょう。⇒⇒⇒ 妊娠時のむくみ対策
ナイアシンは心のケアや安定に効果あり
ナイアシンはビタミンB群の一種で心の不調、うつ病などの症状改善や統合失調症に効果がある栄養素であり糖質や脂質、タンパク質をエネルギー変換する際の代謝に不可欠な栄養素です。
魚類に多く含まれておりマグロ、カツオ、レバーを食べる事で摂取出来ますし、とうもろこしにも含まれている為妊娠時の心の不調を予防改善するのに摂取して置きたい栄養素です。
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- うつ病
- 統合失調症
- 心の不調
食物繊維の一種セルロースを含み整腸作用、便秘の改善に
とうもろこしにセルロースと呼ばれる不溶性食物繊維が含まれて居ます。このセルロースは穀物に多く含まれており摂取する事で腸内で膨らみ、腸内のお掃除、排泄を促す働きがあり便秘の改善に効果的な効能を持ちます。
また腸内を整える事で大腸がんなどのリスクの軽減、予防にも繋がりますので健康面を考えた時には摂取しておきたい成分でもあります。
- 整腸作用
- 大腸がんの予防
- 便秘の改善
鉄分の摂取で貧血予防!妊婦さんや女性は特に重要?
鉄分は貧血対策に必要な栄養成分として知られ、血のミネラルと言われるほど重要なミネラル類です。
女性は特に貧血の悩みを抱えている方も多く居ますし、妊娠時の大切な時期の鉄分の摂取はさらに重要で、鉄分を豊富に含むとうもろこしは貧血対策に役立つ穀物と言えるでしょう。
また、鉄分には貧血のほか活性酸素の除去や免疫向上などの効能もありますので、健康面全般に役立つ成分でもあります。
- レバー(豚、鶏)
- あおのり
- ひじき
銅は鉄分の働きの補助、貧血対策や血液への効能が
銅を摂取すると体内で鉄の働きを補助し貧血対策や予防効果を高める役割を果します。血液、ヘモグロビンにとっても重要で不足すると貧血や顔面蒼白など顔色が悪い上体に陥ります。
他にも成長障害や免疫力の低下など様々な影響を及ぼすと言われて言う増すので、日頃の食生活の中でしっかりと摂取して置きたいミネラル分ですし、鉄分などと合わせて摂取を意識しておきたいところです。
- レバー(牛)
- 桜えび
- いかの塩辛
妊娠中は葉酸やビタミンなどの適切な摂取が大切ですが、普段は起こらない貧血やむくみなどの症状に悩まされることもありますので、そうした妊娠時のむくみたいさくにはこうした物を利用するといいでしょう。⇒⇒⇒ 妊娠時のむくみ対策
ビタミンEは強い抗酸化作用があり、活性酸素を退治!
ビタミンEには体内の悪玉である活性酸素を消去する効能を持ち、この活性酸素のフリーラジカルと呼ばれる細胞に害を加える状態を解消し無毒化させる働きがあると言われています。
ビタミンEのこうした働き、抗酸化作用により細胞の劣化などが防がれる事で老化防止や美肌などに繋がりシミやしわの予防効果が得られます。
こうした作用は長年の積み重ね、生活習慣が大きく影響を及ぼしますので日常的に食生活の中にビタミンEを豊富に含む食品、食べ物を摂取する習慣を持つ事が重要です。
とうもろこしにも豊富なビタミンEが含まれますので、旬の夏場のみならず食べる習慣をもつと良いでしょう。
ビタミンCも抗酸化作用をもつ!美肌には必須の栄養素
ビタミンCは美容や健康に必須の栄養素として知られていますが、コラーゲンの合成に関わり美肌に繋がる働きを持っています。特にお肌の気になる女性には必須の栄養素として、サプリメントや果実などから日々摂取している方も多くおられます。
またビタミンCはストレス過剰の際に失われると言われており、過剰なストレス下にある場合は多めに摂取する必要性が高まる特徴を持っています。
自身の生活を見直し、ストレスが多い場合はビタミンCを多く含む食品や食べ物、豊富に含有しているとうもろこしの摂取がおすすめです。
とうもろこしはミネラル分も豊富!リンの含有量が高い
ミネラル類の一種であるリンは骨の形成や歯の形成に重要な役割を持っています。どじょうやするめ、ウナギの蒲焼などに多く含まれ、カルシウムとの摂取バランスが大切で過剰に摂取しすぎると逆にカルシウムの吸収を阻害する性質を持ちます。
しかし細胞膜の構成成分としての効能など重要な役割を果たしていますので適切な摂取が望まれますが、多くの食品に含まれる為に通常の食生活であれば不足する事は無いと言われています。
亜鉛は酵素の働きを助ける補酵素として働く
酵素は体内の様々な機能に関与し特に消化酵素、代謝酵素としての働きが中心的です。
この酵素の働きを助け向上させる為には補酵素の摂取が欠かせませんが、この亜鉛には補酵素としての役割を持っています。さらに細胞の生成などにも関与する重要な効能を持ちますので、適切な量の摂取が求められる重要なミネラル類です。
亜鉛の欠乏状態に陥ると味覚障害や食欲不振などの症状が出ますので注意しましょう。
- レバー(豚)
- 牡蠣
- 納豆
とうもろこしのレシピとゆで方
とうもろこしは人気の食材でスープや天ぷら、ポップコーンやバラーで炒めたりで美味しく食べられます。甘味の多いとうもろこしは味付けなども必要ないくらいに多いしいのでゆで方のポイントさえ抑えておけば楽しめる食品でもあります。
皮をむくと鮮度低下が早まりますので販売、購入、保存時は皮付きが基本ですが、早めに茹で上げる事が重要です。皮を一枚残すゆで方や水に塩を入れるゆで方、ひげを残す方法がありますので、水に塩を入れ沸騰したらとうもろこしを投入、10~15分程度ゆで上げ、茹であがったらしばらく置いておきましょう。
皮つきのまま電子レンジを使った加熱方法などもありますので試してみるといいでしょう。
とうもろこしのひげ茶の効能は
とうもろこし茶はダイエットや妊婦に効果的と言われており作り方も簡単でカフェインなどを含まない優しいお茶でもあります。
とうもろこしのひげに利尿作用がありますし、むくみや便秘の改善やカフェインを含まない妊娠時の妊婦に優しい所特徴を持っていますので、試してみるといいでしょう。
妊娠中は葉酸やビタミンなどの適切な摂取が大切ですが、普段は起こらない貧血やむくみなどの症状に悩まされることもありますので、そうした妊娠時のむくみたいさくにはこうした物を利用するといいでしょう。⇒⇒⇒ 妊娠時のむくみ対策
まとめ
とうもろこしは夏が旬でありこの時期の栄養補給に最適な食品と言えるでしょう。食べて美味しいとうもろこしですし、サラダやスープ、付け合せやお菓子など様々なレシピや料理方法で食べる事も出来るので毎日の食生活の中に適度に食べる習慣を持つようにしたい食材でもあります。
また栄養バランスも非常に良く豊富な栄養素を含む特徴を持ちますので、そうした面からも健康管理や栄養補給に向いていると言えるでしょう。
妊娠時の葉酸の摂取や安心な出産を迎える為に便利なサプリメント、ベルタ葉酸の詳細はこちらで説明しています。↓↓↓↓↓
葉酸とは水溶性ビタミンのひとつで造血作用や補酵素としてアミノ酸の代謝や核酸の代謝に関わる効能をもつ栄養素です。 幅広い食物に含まれるビタミンで日々の食事からの摂取も行えますので欠乏や不足状態に陥ることはまれですが、葉酸不足時の症状として挙げられるのが貧血や食欲不振、口内炎な