かぼちゃは栄養価の高い食品で煮物やサラダ、スープやお菓子、コロッケやプリンなど幅広いレシピがあり、含まれる栄養素には妊婦さんは摂取が求められる葉酸(ビタミンB9)や、風邪の予防や免疫力の向上効果の高いβ-カロチン、骨や歯を形成するカルシウムなどが豊富に含まれています。
かぼちゃは他にも栄養素が豊富でビタミンB1、B2、C、鉄などバランスよく含まれており、様々な効果効能が期待される食品で、貧血予防や改善、冷え性対策や高血圧の改善など、ほっておくと他の病気を引き起こしてしまう可能性のある病気の予防や日頃の健康管理に最適です。
β-カロチン、ポリフェノール、ビタミンCは抗酸化作用がある事で知られており、美容や美肌、老化防止に効果があり同様の効果を得れる食品としてアボカドやバナナ、人参やキャベツ、にんにくや生姜などがあげられます。
かぼちゃとは
カボチャ(南瓜)はウリ科に属しており果実が食用とされる緑黄色野菜で、日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃがありさらに詳細な種類別けがされている。
栄養価がとても高い事で知られており、ビタミンAを豊富に含み食物繊維やβ-カロチンなど健康促進に役立つ効果が高く、日本では冬至に食べる習慣があり例年12月22日ごろにカボチャを食べる事でこれらの栄養を摂取する事で免疫を高めたり健康を維持する効果がありますし、冬至風呂として柚子湯に入ったり冬至粥として小豆粥を食べる風習も多く行われています。
かぼちゃの生産地として有名なのは北海道でダントツの生産量を誇っており、ついで鹿児島、茨城県であり、夏が旬とされていますが保存が利くため年間を通して食べることが可能であり、カボチャスープやプリン、コロッケ、煮物にサラダと幅広くレシピも豊富ですので日頃の食生活の中にかぼちゃを食べる習慣を取り入れる事をおすすめします。
かぼちゃはとても栄養成分が豊富
β-カロチン(ビタミンA)、ビタミンB1、B2、C、カルシウム、鉄など豊富な栄養素を含むカボチャは栄養バランスが良く健康面で考えた際には是非とも食べる事が求められる食品と言えるでしょう。
かぼちゃが夏が旬であるにも関わらず冬至に食べる風習が残るのも、この栄養素の豊富さゆえであり免疫力の向上やがん予防、高血圧の改善など高齢になってくると気になる症状の改善や予防に効果的であるのも大きな魅力です。
以下ではこれらの栄養成分の効果や効能を見て行きます。
β-カロチン(ビタミンA)は免疫力の向上や粘膜の強化
カボチャに含まれるβ-カロチン(ビタミンA)はとても含有量が多く少量でも豊富な栄養素の摂取が可能なのがかぼちゃのいいところでもありますが、ウイルスや最近を撃退してくれる効能は風邪やインフルエンザなどの身近な病気からがんや肝炎などのかかってしまうと恐ろしい病を予防する効果があるとされています。
β-カロチンは坑酸化作用もあるとされており、ポリフェノール、ビタミンc、eなどと同様な効能があり老化防止や若返り効果も期待できる栄養成分でもあります。健康に役立ち病気の予防、美容にもいいビタミンAは日頃から必要量は摂取して置きたい栄養素でしょう。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換
ビタミンB1美容や美肌効果があるとされており、糖質をエネルギー変換するためダイエットにも効果的な栄養素と言われています。
にんにくや大豆、くるみ(胡桃)などに多く含まれ疲労回復や炭水化物の代謝、脳が使う大量のエネルギー生産を補助する事で神経機能にもいい働きかけを行うといわれています。
脳内の神経伝達物質にも効果を発揮しアルツハイマーや痴呆症の予防などが期待できるとされ、高年齢になってくると衰えてくる機能や脳の働きなどをビタミンB1は助ける効果も期待できそうです。
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カルシウムは骨や歯の形成する働きが
カルシウムは骨を構成する成分であり牛乳やチーズ、大豆製品やししゃもや煮干などの魚類などに豊富に含まれている事は有名ですが、カボチャにも豊富に含まれている事は案外知られていないです。
カルシウムを摂取出来ると共に豊富な栄養素も取る事が出来るカボチャは是非とも日頃の食事のメニューに加えたい一品ですね。
高カロリーのイメージがあるが実は低カロリー
カボチャは豊富な甘味などのイメージからか高カロリーな感じがしますがとても低カロリーの食品です。
100gあたり26kcalでみかん100g辺り44kcal程度、玉ねぎ37kcal、アボカド187kcal、豆腐55.9 kcal、トマト18.9 kcal、こんにゃく6.9 kcalなどと比べても同等かそれ以下のカロリー量でありヘルシーながら栄養豊富で健康にいいダイエットに向いている食品と言えるでしょう。
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痩せたい、とお考えの場合はこまめにカボチャ料理を食べる事で糖質の代謝を高め痩せる効果を実感するといいでしょう。
かぼちゃを使ったレシピ
レシピや料理方法が豊富なのもカボチャのいい所ですが若干手間がかかるイメージが強かったり、難しそうに感じる所があるのもカボチャの印象かも知れません。スープやサラダ、煮物などはとても簡単に作れますので試しに作ってみて今後のレパートリーに入れておくと料理の幅も広がりますし、かぼちゃに含まれる豊富な栄養素で健康促進や維持に役立てる事が出来る様に準備しておきましょう。
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煮物からリメイクして豆乳カボチャスープやケーキやプリンなどに使ったり、簡単なレシピの多いので献立に組み入れたりお弁当のおかずにもいいかもしれませんね。
まとめ
かぼちゃは定番のおかずとまではなっていなかった存在ではありましたが、改めて栄養成分や効能、様々な効果を確認してみると、むしろ毎日食べたほうがいいのではないかと思ってしまう程の様々な効能があり今後の健康に役立ちそうな効能ばかりです。
これらの効能を今後の健康に役立てる為にも、日頃からのカボチャ料理を献立に加える事をおすすめします。
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