卵類のたんぱく質含有量のランキングと食事摂取基準を活用し、食品の品目数や栄養バランスを整えるために果実類やきのこ類、藻類など他の含有量の高い食材と組み合わせることでも摂取効率を高めることにつながります。
また、たんぱく質不足であれば含有量のランキング上位の食材を食習慣に取り入れ、栄養素の過不足ない食生活を心がけ悪影響の無いような食生活を送る注意が必要です。
タンパク質はさまざまな生理機能に役立つ重要な成分で、酵素、輸送タンパク質、貯蔵、構造、防御、調節、運動性、毒性タンパク質など体内では重要な役割を果しています。
またタンパク質の構成物質であるアミノ酸にもさまざまな種類があります。アスパラギン酸、アルギニン、グリシン、セリン、トリプトファンなどそれぞれが役割や効能などは違いますが非常に重要な働きを持っています。
これらアミノ酸は肉類、魚類、卵、大豆、乳製品などに多く含まれますので、日々の食習慣にドンドン取り入れて健康的な生活習慣につなげましょう。
ここからはたんぱく質含有量の高い卵類の食べ物のランキングとたんぱく質の食事摂取基準を確認して行きましょう。
たんぱく質の食事摂取基準(推定平均必要量、推奨量、目安量:g/日、目標量(中央値):%エネルギー)
たんぱく質の食事摂取基準は日々の食事メニューの参考になりますし、運動不足や病気の有無、症状や健康上の注意点などを踏まえたんぱく質や他の栄養素も含めた栄養バランスの整った食事メニューを取り入れましょう。
今回は数ある食品群の穀類、いも及びでん粉類、砂糖及び甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、調理加工食品類などがありますが、たんぱく質含有量の高い卵類の食品ランキングと食事摂取基準を見て行きたいと思います。
たんぱく質の食事摂取基準(推定平均必要量、推奨量、目安量:g/日、目標量(中央値):%エネルギー) | ||||||||
性別 | 男性 | 女性 | ||||||
年齢等 | 推定平均必要量 | 推奨量 | 目安量 | 目標量(中央値2) | 推定平均必要量 | 推奨量 | 目安量 | 目標量(中央値2) |
3~5(歳) | 20 | 25 | ― | 13~20(16.5) | 20 | 25 | ― | 13~20(16.5) |
18~29(歳) | 50 | 60 | ― | 13~20(16.5) | 40 | 50 | ― | 13~20(16.5) |
30~49(歳) | 50 | 60 | ― | 13~20(16.5) | 40 | 50 | ― | 13~20(16.5) |
50~69(歳) | 50 | 60 | ― | 13~20(16.5) | 40 | 50 | ― | 13~20(16.5) |
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html
卵類の食べ物のたんぱく質含有量ランキング
たんぱく質を多く含む卵類の上位はこちらですが、豊富に含む食べ物は血行多く存在します。これらのデータを参考に日々の食事に活かし不足しがちな食事メニューの改善や食習慣の変更などに役立てましょう。
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食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り) | |
食品名 | 含有量 |
卵白乾燥卵白 | 86.5g |
全卵乾燥全卵 | 49.1g |
卵黄乾燥卵黄 | 30.3g |
卵黄ゆで | 16.7g |
卵黄生 | 16.5g |
たまご焼ピータン | 13.7g |
全卵ゆで | 12.9g |
うずら卵全卵、生 | 12.6g |
全卵生 | 12.3g |
全卵ポーチドエッグ | 12.3g |
卵黄加糖卵黄 | 12.1g |
うこっけい卵全卵、生 | 12.0g |
卵白ゆで | 11.3g |
たまご焼だし巻きたまご | 11.2g |
うずら卵水煮缶詰 | 11.0g |
たまご焼厚焼きたまご | 10.8g |
全卵水煮缶詰 | 10.8g |
卵白生 | 10.5g |
全卵加糖全卵 | 9.8g |
卵白たまご豆腐 | 6.4g |
食品標準成分表 |
出典元URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
ビタミンAはレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテンは除外し、レチノール当量です。
ビタミンEはα-トコフェノールで表記し、β-トコフェノール、γ-トコフェノール、δ-トコフェノールは除外しています。
食物繊維は水溶性、不溶性の総量で表示しています。
n-6系、n-3系脂肪酸はともに多価不飽和脂肪酸の含有量で表示しています。
まとめ
卵類の食品含有のたんぱく質含有量の豊富な食べ物と日本人が摂取する基準のたんぱく質の食事摂取基準量をともに確認し、重要な栄養素のひとつであるたんぱく質の摂取量基準を過不足の無い食事メニューに役立てましょう。