ビタミンeと葉酸の摂取は妊婦に必要と言われていますがビタミンEを豊富に含む食品、納豆やきな粉、豆乳などの豆類の食べ物ランキングを確認して行きましょう。
ビタミンEは豆類ばかりではなく幅広い食品に含まれますが春菊にも含まれており、ビタミンCやカロテン、鉄など幅広い栄養素が豊富です。ビタミンEには動脈硬化の予防に役立つ効果があり血液をドロドロにする原因とも言われる過酸化脂質の解消に効果を持ちます。
また脂肪組織、心筋、筋肉、肝臓、骨髄、子宮などの生体膜に存在するビタミン類で、抗酸化作用によりこれらの部位に関与していますし、過酸化物質を分解することから血液をサラサラにし動脈硬化の予防につながります。
ビタミンEは抗酸化作用が強いビタミンですが同じく抗酸化作用をもつビタミンA、Cと合わせて摂取すると効果がさらに高まります。
豆類のビタミンE含有量のランキングと食事摂取基準を活用し、好き嫌いなどを考慮した上で肉類や卵類、乳類など多彩な食材を活かしたレシピでバランスの取れた栄養管理に非常に役立ちます。
また、ビタミンE不足であればサプリの活用も視野に入れつつ、含有量の高い食品や食べ物も合わせて確認して行きます。
ここからはビタミンE含有量の高い豆類のランキング上位の食品とビタミンEの食事摂取基準を確認して行きましょう。
ビタミンEの食事摂取基準(mg/日)
抗酸化作用をもつACEのビタミンは相乗効果がありますが、かぼちゃにはビタミンC、A、Eの抗酸化作用が高い栄養素が3種類とも含まれる食べ物ですので、日常的に摂取を心がけたい食品ですし玄米、枝豆、豆腐、さつまいも、にら、ピーマン、アスパラガス、しそ、春菊などにも豊富に含まれます。
ビタミンEは臓器や皮膚の老化防止に役立ち、細胞の酸化、老化を防ぎますので、若返りや美容など女性が望むことの多い面に役立つ栄養でもありますし、脂溶性のビタミンですので油とあわせて摂取することで吸収率が高まります。
ビタミンEの食事摂取基準はそれぞれですが、年齢を重ねるとともに体の変化や代謝機能の変化なども合わせてありますのでビタミンEの適量摂取が重要になってきます。
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今回は穀類、いも及びでん粉類、砂糖及び甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、調理加工食品類などがありますが、ビタミンE含有量の高い豆類の食品ランキングと食事摂取基準を見て行きたいと思います。
ビタミンEの食事摂取基準(mg/日) | ||||
性別 | 男性 | 女性 | ||
年齢等 | 目安量 | 耐容上限量 | 目安量 | 耐容上限量 |
3~5(歳) | 4.5 | 200 | 4.5 | 200 |
18~29(歳) | 6.5 | 800 | 6.0 | 650 |
30~49(歳) | 6.5 | 900 | 6.0 | 700 |
50~69(歳) | 6.5 | 850 | 6.0 | 700 |
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html
湯葉やきな粉、緑豆などの豆類のアミノ酸、アルギニンの含有量ランキング
豆類の食べ物のビタミンE含有量ランキング
ビタミンEは細胞の酸化を促進する活性酸素のフリーラジカル状態を解消し、細胞の酸化を予防する働きがあり、アスパラガスなどの食べ物にも含まれますしアスパラガスにはアミノ酸などもバランスよく含まれている栄養豊富な食べ物の一つです。
ビタミンEの摂取時はビタミンA、Cと合わせて摂取するようにレシピに工夫をするなどを心がけるといいでしょう。
また、栄養素にはマンガン、カリウム、葉酸、n-3系脂肪酸、ビタミンCなどがありますが、パントテン酸はインスリンの作用を増強する働きや糖代謝の促進、脂質の代謝に関わる効果があります。
ビタミンEを多く含む豆類グループの含有量ランキングを確認できますが、それぞれ食品によって含有量も違っていることが分かります。これらの数値はひとつの目安とし食生活に活かせる部分は活かしていきましょう。
食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り) | |
食品名 | 含有量 |
全粒ブラジル産 乾 | 4.8mg |
そらまめフライビーンズ | 3.3mg |
ひよこまめ全粒 乾 | 2.5mg |
きな粉ぶどう豆 | 2.4mg |
豆乳調製豆乳 | 2.2mg |
全粒中国産 乾 | 2.1mg |
豆腐 油揚げ類凍り豆腐 | 2.0mg |
ひよこまめ全粒 フライ 味付け | 1.9mg |
全粒国産 乾 | 1.8mg |
全粒米国産 乾 | 1.7mg |
ひよこまめ全粒 ゆで | 1.7mg |
豆腐 油揚げ類油揚げ | 1.5mg |
豆腐 油揚げ類がんもどき | 1.5mg |
きな粉脱皮大豆 | 1.5mg |
湯葉干し | 1.5mg |
きな粉全粒大豆 | 1.0mg |
納豆類寺納豆 | 0.9mg |
湯葉生 | 0.9mg |
全粒国産 ゆで | 0.8mg |
納豆類挽きわり納豆 | 0.8mg |
豆腐 油揚げ類生揚げ | 0.8mg |
テンペテンペ | 0.8mg |
レンズまめ全粒 乾 | 0.8mg |
そらまめ全粒 乾 | 0.7mg |
豆腐 油揚げ類豆腐よう | 0.6mg |
みそひしおみそ | 0.6mg |
納豆類五斗納豆 | 0.6mg |
全粒水煮缶詰 | 0.5mg |
納豆類糸引き納豆 | 0.5mg |
豆腐 油揚げ類焼き | 0.4mg |
おから新製法 | 0.4mg |
豆腐 油揚げ類蒸し | 0.4mg |
豆腐 油揚げ類沖縄豆腐 | 0.4mg |
りょくとう全粒 乾 | 0.3mg |
おから旧来製法 | 0.3mg |
豆乳豆乳飲料 麦芽コーヒー | 0.3mg |
豆ふき豆 | 0.3mg |
大豆たんぱく繊維状大豆たんぱく | 0.3mg |
豆腐 油揚げ類充てん豆腐 | 0.3mg |
そらまめおたふく豆 | 0.2mg |
りょくとう全粒 ゆで | 0.2mg |
豆腐 油揚げ類焼き豆腐 | 0.2mg |
豆腐 油揚げ類木綿豆腐 | 0.2mg |
つるあずき全粒 乾 | 0.1mg |
あんつぶしあん | 0.1mg |
豆腐 油揚げ類絹ごし豆腐 | 0.1mg |
あずき全粒 ゆで | 0.1mg |
豆乳豆乳 | 0.1mg |
らいまめ全粒 乾 | 0.1mg |
豆腐 油揚げ類ゆし豆腐 | 0.1mg |
あずき全粒 乾 | 0.1mg |
豆腐 油揚げ類ソフト豆腐 | 0.1mg |
あんさらしあん | 0.1mg |
えんどう赤 青塩豆 | 0.1mg |
べにばないんげん全粒 乾 | 0.1mg |
いんげんまめ金時類 白金時類 手亡類 鶉類 大全粒 乾 | 0.1mg |
えんどう赤 青全粒 乾 | 0.1mg |
べにばないんげん全粒 ゆで | 0mg |
みそ金山寺みそ | 0mg |
あずきゆで小豆缶詰 | 0mg |
あんこしあん | 0mg |
いんげんまめ金時類 白金時類 手亡類 鶉類 大うずら豆 | 0mg |
えんどう赤 青全粒 ゆで | 0mg |
えんどう赤 青うぐいす豆 | 0mg |
ささげ全粒 乾 | 0mg |
ささげ全粒 ゆで | 0mg |
いんげんまめ金時類 白金時類 手亡類 鶉類 大全粒 ゆで | 0mg |
いんげんまめ金時類 白金時類 手亡類 鶉類 大豆きんとん | 0mg |
大豆たんぱく分離大豆たんぱく | 0mg |
大豆たんぱく濃縮大豆たんぱく | 0mg |
大豆たんぱく粒状大豆たんぱく | 0mg |
いんげんまめ金時類 白金時類 手亡類 鶉類 大こしあん | 0mg |
えんどう赤 青グリンピース(揚げ豆) | 0mg |
食品標準成分表 |
出典元 URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
E α-トコフェノール含有量ランキング、TOP10 (100g辺り) | |||
順位 | ジャンル | 食品名 | 含有量 |
1位 | し好飲料類 | せん茶 茶 | 64.9mg |
2位 | 油脂類 | 植物油脂類 ひまわり油 | 38.7mg |
3位 | 種実類 | アーモンド 乾 | 31.0mg |
4位 | 野菜類 | 唐辛子 果実 乾 | 29.8mg |
5位 | 種実類 | アーモンド フライ 味付け | 29.4mg |
6位 | 油脂類 | 植物油脂類 綿実油 | 28.3mg |
7位 | 穀類 | その他 小麦はいが | 28.3mg |
8位 | し好飲料類 | 玉露 抹茶 | 28.1mg |
9位 | 油脂類 | 植物油脂類 サフラワー油 | 27.1mg |
10位 | 油脂類 | 植物油脂類 米ぬか油 | 25.5mg |
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会 日本食品標準成分表2010のデータより抜粋 url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm | |||
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
まとめ
栄養素にはビタミンE、ビタミンA、エネルギー、銅、鉄などがあり血中脂質濃度を正常に保つミネラル分のクロムはビタミンCで吸収率がアップしますすし、体内吸収率は非常に低くく幅広い食べ物に含まれる栄養素です。
逆にパントテン酸は吸収されやすいビタミン類で補酵素のコエンザイムA(CoA)の材料ともなるビタミンです。
豆類の食べ物に含まれるビタミンE含有量の豊富な食べ物と日本人が一日あたりに摂取するビタミンEの食事摂取基準量をチェックし、重要な栄養素のひとつであるビタミンEの摂取量基準を知り病気の予防や健康維持に役立てましょう。
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