病気の要因として大きく影響があるといわれているのが日常生活での習慣や親からの遺伝です。
ただ遺伝なども見方を変えれば子育ての時から同じような環境で過ごしてきた両親の影響で、子供が成人してからも同様の生活習慣を持つことで同じような病気を発症しやすいとも言われています。
今回は遺伝と病気ではなく、日頃の習慣と病気を考えてみます。
時折生活のリズムや習慣を振り返り、その中から改善点を見つけ出して改善していくことの重要性は生活習慣についてなどでも述べていますが、今回は別の視点から同様の問題を解決していきたいと思います。
日頃の習慣の改善
まずは改善点を見つけることです。
ただ、これが結構難しかったりするので注意が必要です。人って自分自身が間違っていることをしていることを認めたくないものですし正しいと思い込むものです。
日頃の生活を改善することって、日頃の間違いを見つめることになるんです。誰しも間違った日常を過ごしていると考えながら過ごしている人はいないでしょう。
自分の過ちを認めることのできない人って多いですからね。たとえ指摘されても自分は正しいと言い張るほどの人が多いこと多いこと。
健康を基準に判断する
自分の感情や習慣や知識を元に日頃の習慣を見つめなおすのではなく、自分が気になっている病気や健康被害や生活習慣病などを基準に別の角度から自身の生活習慣を見直すことをおすすめします。
山の下からの景色と上からの景色は違いますし、陸から海を眺める風景と海から陸を眺める風景は全く変わります。
日頃の習慣を逆方向から見つめることで、意外な発見や改善点などが多く見つかることでしょう。
肥満を基準に考える
肥満は体質にもよりますが食生活や運動不足が大きな要因となります。後は年齢によって代謝が悪化し脂肪の燃焼などが行われにくくなることで肥満化していく場合もあります。
今回は習慣を見直しますので、日頃の習慣で肥満に結びつきそうなものをあげてみます。
運動不足、食べすぎ、食事のタイミング、カロリーの取りすぎ、脂っこい食べ物の摂取、咀嚼不足の食事、間食の取りすぎ、偏った栄養バランスなどなど、まだまだあると思います。
小さなことでも気が付くことが重要
改まって考えることで気がつきが生まれます。
気が付いたことで意識するようになるので小さな変化が生まれてくる場合があります。食事の際に野菜を多めに取るようになったり、いつもよりの咀嚼の回数が増えたりと小さな変化です。
人間は自分の行動によって意識が作り上げられていく生き物です。
小さな変化を作り行動することで今度は自然と意識が作り上げられていき、しばらくすると肥満に対する姿勢が大きく変わってくる場合があるのです。
なので、まずは小さな気が付を見つけましょう。
気がつきがあったら改善
気づきがあったら自分にできる改善から始めましょう。
無理そうな改善や続きそうの無いものは始めのうちからはやることは無いでしょう。まずはできる改善点から、何事も一気にやろうとしたり完璧を求めたりするとうまくいかないものです。
できることから始める、それが身についたらさらに違った改善点を追加していく。
これを繰り返していくことで数ヶ月もすれば結構な改善が難なくできていることに気が付くでしょう。まずは簡単なことから始めまる事です。
いい習慣を身に付ける
間違った習慣を直すことに関して話してきましたが悪い習慣を直すことは難しいことだと改めて感じます。しかし、いったん良い習慣を身に付けてしまえばその習慣が大きく乱れることがなくなります。
変えるのが難しい悪い習慣なのであれば、変えるのが難しい良い習慣に一度改直してしまいましょう。その後は良い習慣を変えることなく継続するだけです。
まずは自分自身で気が付くこと。
これがとても重要な始まりです。