卵類には卵白、全卵、卵黄やうずら卵、うこっけい卵などそれぞれのたまごの種類などがありますが、これら卵類の食品カテゴリーのカリウム含有量のランキングとカリウムの効果や効能を確認して行きたいと思います。
これら、卵類のカリウム含有量のランキングと食事摂取基準をチェックし、日々の健康管理に最適な食事に卵類や乳類、油脂類など多彩な食材を活かしたレシピでバランスの取れた栄養管理に非常に役立ちます。
また、カリウム不足であれば含有量の高い食べ物の摂取を心がけながら、食べ物からの摂取が難しいようであればサプリメントの活用なども検討していきましょう。
カリウムを多く含む食品は野菜や果物、肉類など幅広い食べ物があり、摂取基準値や摂取量を正しく維持するには他の栄養素よりも比較的簡単なのがカリウムでもあります。
最近ではカリウム含有のサプリメントなどもありますし、バナナやほうれん草などの身近な食材からも摂取できるので通常カリウム不足に陥ることはないと言われます。
このカリウムには代表的な効能として塩分の体外への排出、高血圧の予防、むくみの症状改善などが挙げられますので、摂取基準量を意識しつつ幅広い食べ物からのカリウム摂取を行いましょう。
ここからはカリウム含有量の高い卵類の食品のランキングとカリウムの食事摂取基準を確認して行きましょう。
カリウムの食事摂取基準(mg/日)
カリウムの食事摂取基準は年齢ごとに最適な摂取量の目安がありますが、基準値の確認や含有量の高い食べ物を確認した上でカリウムを中心とした食事メニューの考案も必要に応じて大切です。
今回は数ある食品群の穀類、いもおよびでん粉類、砂糖および甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料および香辛料類、調理加工食品類などがありますが、カリウム含有量の高い卵類の食品ランキングと食事摂取基準を見て行きたいと思います。
カリウムの食事摂取基準(mg/日) | ||||
性別 | 男性 | 女性 | ||
年齢等 | 目安量 | 目標量 | 目安量 | 目標量 |
3?5(歳) | 1100 | ― | 1000 | ― |
18?29(歳) | 2500 | 3000以上 | 2000 | 2600以上 |
30?49(歳) | 2500 | 3000以上 | 2000 | 2600以上 |
50?69(歳) | 2500 | 3000以上 | 2000 | 2600以上 |
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html
卵類の食べ物のカリウム含有量ランキング
カリウムを多く含む卵類の食品のランキングを参考に日々の食事に活かすことができますが、同じジャンルの食品や食べ物でも含有量の高いものもあれば栄養素の少ない食品も多く存在します。食べやすい食材や嫌いな食材などさまざまですが、これらのデータを活かし食事摂取基準を満たすような食事メニューを心がけましょう。
食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り) | |
食品名 | 含有量 |
卵白乾燥卵白 | 1300mg |
全卵乾燥全卵 | 560mg |
卵黄乾燥卵黄 | 190mg |
うずら卵全卵、生 | 150mg |
うこっけい卵全卵、生 | 150mg |
卵白生 | 140mg |
卵白ゆで | 140mg |
たまご焼厚焼きたまご | 130mg |
全卵ゆで | 130mg |
全卵生 | 130mg |
たまご焼だし巻きたまご | 130mg |
全卵ポーチドエッグ | 100mg |
全卵加糖全卵 | 95mg |
卵白たまご豆腐 | 92mg |
卵黄ゆで | 90mg |
卵黄生 | 87mg |
卵黄加糖卵黄 | 80mg |
たまご焼ピータン | 65mg |
うずら卵水煮缶詰 | 28mg |
全卵水煮缶詰 | 25mg |
食品標準成分表 |
出典元URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
ビタミンAはレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテンは除外し、レチノール当量です。
ビタミンEはα-トコフェノールで表記し、β-トコフェノール、γ-トコフェノール、δ-トコフェノールは除外しています。
食物繊維は水溶性、不溶性の総量で表示しています。
n-6系、n-3系脂肪酸はともに多価不飽和脂肪酸の含有量で表示しています。
まとめ
卵類の食品含有のカリウム含有量の高い食品群と日本人が一日あたりに摂取するカリウムの食事摂取基準量をチェックし、特に摂取が求められるカリウムの摂取量基準を知り病気の予防や健康維持に役立てましょう。