卵類のカルシウム含有量のランキングと食事摂取基準をチェックし、好き嫌いなどを考慮した上で種実類や野菜類、果実類など他の含有量の高い食材と組み合わせることでも摂取効率を高めることにつながります。
また、カルシウム不足であれば上位に位置する食品を参考にして、過剰摂取気味であれば健康被害や病気の予防の為にも含有量の低い食品を中心とした食生活にする改善も必要となります。
カルシウムは骨や歯を作り強化する効能がありますが、血液の凝固や神経や筋肉の働きを正常に保つ役割もはたす重要なミネラル分です。
体内で骨は絶えず作り直されていますので絶えずカルシウムが必要となりますので日々の食事からカルシウムを含む食べ物や食品を摂取することで必要量をまかなう必要性があります。
不足することで骨や歯がもろくなりイライラ感や神経過敏などの症状が現われ、生活にさまざまな支障をきたしますので注意が必要ですし、ビタミンD、アルギニン、リジンなどのアミノ酸ををカルシウムと一緒に摂取することで吸収率がアップしますので、これらのアミノ酸を含有する食品を合わせて摂取しましょう。
どじょう、干しえび、牛乳、イワシ、煮干などに豊富に含まれますが、ここからはカルシウム含有量の高い卵類のランキングとカルシウムの食事摂取基準を確認して行きましょう。
カルシウムの食事摂取基準(mg/日)
カルシウムの食事摂取基準は日々の食事メニューの参考になりますし、基準値の確認や含有量の高い食べ物を確認した上でカルシウムを取り健康管理や美容につながる食生活を心がけましょう。
今回は数ある食品群の穀類、いも及びでん粉類、砂糖及び甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、調理加工食品類などがありますが、カルシウム含有量の高い卵類の食品ランキングと食事摂取基準を見て行きたいと思います。
桜えびの栄養素と成分の効果!子育て時に重要なカルシウムが豊富
カルシウムの食事摂取基準(mg/日) | ||||||||
性別 | 男性 | 女性 | ||||||
年齢等 | 推定平均必要量 | 推奨量 | 目安量 | 耐容上限量 | 推定平均必要量 | 推奨量 | 目安量 | 耐容上限量 |
3-5(歳) | 500 | 600 | ― | ― | 450 | 550 | ― | ― |
18-29(歳) | 650 | 800 | ― | 2500 | 550 | 650 | ― | 2500 |
30-49(歳) | 550 | 650 | ― | 2500 | 550 | 650 | ― | 2500 |
50-69(歳) | 600 | 700 | ― | 2500 | 550 | 650 | ― | 2500 |
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量 |
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html
卵類の食べ物のカルシウム含有量ランキング
カルシウムを多く含む卵類の食品や食べ物などを確認することで見えることもありますが、同じジャンルの食品や食べ物でも含有量の高いものもあれば栄養素の少ない食品も多く存在します。摂取基準に満たない食品も多いですが、バランスよく多くの品目を食べるのも健康的な食事として重要です。
食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り) | |
食品名 | 含有量 |
卵黄乾燥卵黄 | 280mg |
全卵乾燥全卵 | 210mg |
卵黄ゆで | 150mg |
卵黄生 | 150mg |
卵黄加糖卵黄 | 110mg |
たまご焼ピータン | 90mg |
うずら卵全卵、生 | 60mg |
卵白乾燥卵白 | 60mg |
全卵ポーチドエッグ | 55mg |
うこっけい卵全卵、生 | 53mg |
全卵ゆで | 51mg |
全卵生 | 51mg |
うずら卵水煮缶詰 | 47mg |
たまご焼だし巻きたまご | 46mg |
たまご焼厚焼きたまご | 44mg |
全卵加糖全卵 | 44mg |
全卵水煮缶詰 | 40mg |
卵白たまご豆腐 | 27mg |
卵白ゆで | 7mg |
卵白生 | 6mg |
食品標準成分表 |
出典元URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
ビタミンAはレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテンは除外し、レチノール当量です。
ビタミンEはα-トコフェノールで表記し、β-トコフェノール、γ-トコフェノール、δ-トコフェノールは除外しています。
食物繊維は水溶性、不溶性の総量で表示しています。
n-6系、n-3系脂肪酸はともに多価不飽和脂肪酸の含有量で表示しています。
まとめ
卵類に含有されるカルシウム含有量の豊富な食べ物と日本人が摂取する基準のカルシウムの食事摂取基準量を確認した上で生活に活かし、必要とされる栄養成分のひとつであるカルシウムの摂取量基準を知り病気の予防や健康維持に役立てましょう。
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