大麦、乾の栄養素一覧と効果効能

大麦、乾の栄養素一覧とそれぞれの含有量や栄養素の効果や効能を確認し、日々の健康管理や栄養バランスに役立てましょう。

大麦、乾には食塩相当量、ナトリウム、銅、食物繊維、ナイアシン、マンガン、リン、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、などの栄養素の含有量が摂取基準量に対して高い割合で含まれます。

カリウムは体内の余分な塩分の排出効果があり、高血圧の予防やむくみの解消に役立つミネラルで、体内の細胞の間にある細胞間液や血管内の血しょうにふくまれるミネラルですし、銅は摂りすぎによる過剰症はなく牛、豚、鶏レバー、イイダコ、シャコ、牡蠣、かに、海老、いか、アーモンドなどに豊富に含まれるミネラルです。

麦

食物繊維には不溶性と水溶性がありますし、ナイアシンはニコチン酸、ニコチンアミドとも呼ばれ、ビタミンDやナイアシンには丈夫な肌を保持する栄養素で美容効果が期待できるビタミン類です。

これらの働きをもつ栄養素を含む大麦、乾の効果や効能、栄養素の含有量と効果効能を確認して行きましょう。

目次

大麦、乾の栄養素の含有量の一覧

大麦、乾には食塩相当量、ナトリウム、銅、食物繊維、ナイアシン、マンガン、リン、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、が含まれますが、

ナトリウムは小腸上部から吸収され、野菜を多く取る食生活で減塩対策につながりますし、銅が不足するとヘモグロビンをきちんと合成できずに赤血球で酸素を運ぶ役割に悪影響が現われますし、過酸化脂肪の増加を抑制する働きがありますので血液の流れにもかかわります。

ラム肉にはナイアシンと共にL-かル二チンが豊富に含まれますが、このカルニチンには脂肪燃焼効果が期待でき、ナイアシンは補酵素としてさまざまな代謝、糖質、脂質、たんぱく質の代謝に関わる働きを持ちます。

こうした働きをもつそれぞれの栄養素の含有量を確認しておきましょう。

食品番号01008
ジャンル大麦
食品名
廃棄率0 %
エネルギー
kcal339 kcal
kJ1418 kJ
水分14.0 g
たんぱく質12.9 g
アミノ酸組成によるたんぱく質0 g
脂質1.7 g
トリアシルグリセロール当量1.5 g
炭水化物68.0 g
灰分3.4 g
無機質
ナトリウム1100 mg
カリウム240 mg
カルシウム27 mg
マグネシウム63 mg
リン200 mg
2.1 mg
亜鉛1.5 mg
0.33 mg
マンガン0.90 mg
ヨウ素0 μg
セレン0 μg
クロム0 μg
モリブデン0 μg
ビタミン
A レチノール0 μg
A α-カロテン0 μg
A β-カロテン0 μg
A β-クリプトキサンチン0 μg
A β-カロテン当量0 μg
A レチノール当量0 μg
D0 μg
E α-トコフェノール0 mg
E β-トコフェノール0 mg
E γ-トコフェノール0 mg
E δ-トコフェノール0 mg
K0 μg
B10.21 mg
B20.04 mg
ナイアシン3.5 mg
B60.09 mg
B120 μg
葉酸19 μg
パントテン酸0.64 mg
ビオチン0 μg
C0 mg
脂肪酸
飽和脂肪酸0.42 g
一価不飽和脂肪酸0.16 g
多価不飽和脂肪酸0.82 g
コレステロール0 mg
食物繊維
水溶性3.6 g
不溶性2.7 g
総量6.3 g
食塩相当量2.8 g
 食品標準成分表  栄養素別、食品含有量
 アミノ酸含有量  食事摂取基準量 
文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会
日本食品標準成分表2010のデータより抜粋
出典URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm

大麦、乾の栄養素で摂取基準量に対して高い含有量のもの

※ 30~49歳の女性の目安量、推奨量を元に含有量の割合を出しています。
※ ビタミン類、ミネラル類のみの含有量から比率の高い栄養素をまとめています。

1位食塩相当量
2位ナトリウム
3位
4位食物繊維
5位ナイアシン
6位マンガン
7位リン
8位マグネシウム
9位
10位ビタミンB1

ナトリウムとは?一日10g以下に抑えた減塩が大切

ナトリウムは体内の細胞の間にある細胞間液や血管内の血しょうにふくまれるミネラルで、細胞外液量を維持、筋肉、神経の働きを正常にたもつ働きを持ちます。

野菜を多く取る食生活で減塩対策が可能ですが、塩の摂取適量は体からの求めを基本と考えることも大切で、生活習慣に合わせた塩分調整が基本ですが、取りすぎは高血圧などからさまざまな病気につながるので注意が必要です。

ラーメンのスープ、そばつゆ、即席めん、カップめん、そうめん、食塩、固形ブイヨン、みそ、梅干し、塩ザケ、塩辛などの食品に多く含まれますので食べ過ぎに注意ですが、欠乏症はあまりないと言われますが、食欲不振、はきけ、血液濃縮、筋肉痛などがでるともされています。

食塩は99%以上が塩化ナトリウムで、この99%以上の塩化ナトリウムが問題だとの考え方もあり天然塩などでミネラルを含む塩の方が健康面で大きなメリットがあるとも言われています。

銅とは?成長促進、髪や肌の健康を保つミネラル

銅は牛、豚、鶏レバー、イイダコ、シャコ、牡蠣、かに、海老、いか、アーモンドなどの食べ物に多く含まれるミネラルで、不足するとヘモグロビンをきちんと合成できずに、赤血球で酸素を運ぶ役割に悪影響が現われます。

銅には過酸化脂肪の増加を抑制する働きがあり、血液の流れにもかかわりますし、貧血予防、免疫力向上、動脈硬化の予防、成長促進、髪や肌の健康を保つ効果をもつミネラルです。

摂取後は小腸で吸収されて肝臓に蓄積され、銅含有酵素として幅広い効能をもち赤血球や白血球の成長にかかわりますし、セルロプラスミンと呼ばれるたんぱく質の構成成分で貧血対策に効果的な働きを持ちます。

銅不足では免疫細胞がうまく働かなくなるとも言われていますので適切な摂取が必要で、乳児の成長、骨や血管の強化に効果を持ち、活性酸素の除去に効果を持ちます。

ナイアシンとは?血行促進、冷え性改善に効果的

ナイアシンは動物性食品ではニコチンアミド、植物性食品ではニコチン酸として存在しており、血行改善、皮膚や神経を健康に保つ働きがあり、コレステロールや中性脂肪を分解する効能を持ちます。

ニコチンアミドからNDAが合成され、この補酵素は糖質、脂質、たんぱく質の代謝。エネルギー生産時に働きますし、ナイアシンやクルクミンは二日酔いの解消に効果があるとされています。

カツオ、マサバ、ぶり、いか、馬肉(さくら肉)、ラム肉、鶏ささみ、豚レバーなどの食べ物に豊富に含まれており、ナイアシンは体内合成される為欠乏症はほぼないとされますが、ナイアシンは不足すると食欲不振、不安感、皮膚の炎症などの症状が現れます。

ビタミンDやナイアシンには丈夫な肌を保持する栄養素で美容効果が期待できるビタミン類ですので、女性は特に摂取しておきたい栄養素で、アルコールの代謝にも関わる働きを持ちますので晩酌などアルコールの摂取習慣がある場合もナイアシンの摂取がおすすめです。

マンガンとは?肌のターンオーバーに関わる働きをもつ

マンガンは酵素の働きの活性化に関わるミネラルで骨の発育や代謝機能にも関わる働きを持ち、抗酸化作用があり細胞の酸化を予防する働きがありますので美容効果などが期待され、肌のターンオーバーにもかかわりをもちますので美容面でも重要なミネラルです。

アマランサス、イタヤ貝、ずいき、くり、油揚げ、あおのり、しょうが、たくあん漬け、干し柿などの食べ物に多く含まれ、吸収率が少ないものの必要量も少ないので不足の心配は少ない栄養素です。

骨の発育促進に関わるミネラルですので、成長期の子供には摂取させておきたいミネラルのひとつで、マンガン含有酵素のスーパーオキシドジスムターゼの成分として抗酸化作用を発揮するミネラルです。

マンガンは性ホルモンの働きを円滑にする効果をもつミネラルで、生殖機能の向上効果ももつ栄養素で、糖質や脂質の代謝に関わる効能をもち、ダイエットにつながる働きも期待されます。

骨に最も多く含まれる成分でカルシウムやマグネシウムなどを同様に骨の強化に役立つミネラルですので、骨の成長著しい成長期や骨密度が気になる老齢期には特に摂取しておきたいミネラルです。

リンとは?歯や骨を作る働きをもつミネラル

リンはたんぱく質、脂質、糖質に結合し有機リン化合物として摂取されるミネラルで、取りすぎはカルシウムや鉄分の吸収を妨げるので注意が必要なミネラルのひとつです。

リン酸塩、リンの過剰摂取で鉄分の吸収阻害、貧血、骨量減少につながり、特にリン酸塩を多く含むインスタント食品に注意が必要でカルシウムの吸収を妨げて骨の代謝異常を起こすことがあります。

リンの代謝には活性型ビタミンDが関わり、ビタミンDはカリウムやリンの吸収をサポートし骨の形成や強化に効果を持ちますのしカルシウムと同量のリンの摂取がカルシウムの吸収率を高めますので、これらとあわせて摂取すると効果向上につながります。

大麦、乾には他の栄養素も豊富に含まれる

大麦、乾にはこれらの栄養素以外にもリン、マグネシウム、鉄、ビタミンB1、などの栄養素が幅広く含まれますので、日頃の栄養バランスに役立てましょう。

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