東京都世田谷区は羽根木公園、九品仏浄真寺(仏像群)、駒沢オリンピック公園、豪徳寺(井伊直弼墓)、松陰神社、世田谷246ハーフマラソン、世田谷ボロ市、世田谷ものづくり学校、世田谷公園、世田谷線、世田谷代官屋敷、世田谷美術館、世田谷文学館、等々力渓谷、徳富蘆花恒春園、兵庫島公園、野毛大塚古墳など多くの観光資源を持つ地域ですが、近年の人口変動には問題も抱えますのでそれらの問題点などを確認して行きます。
ここからは、世田谷区の人口変動や増減率の確認と今後のこの地域の人口の動きから見える問題点や今後の課題などを確認しておきましょう。
日本(東京都世田谷区)の人口の推移と増減
東京都世田谷区は羽根木公園、九品仏浄真寺(仏像群)、駒沢オリンピック公園、豪徳寺(井伊直弼墓)、松陰神社、世田谷246ハーフマラソン、世田谷ボロ市、世田谷ものづくり学校、世田谷公園、世田谷線、世田谷代官屋敷、世田谷美術館、世田谷文学館、等々力渓谷、徳富蘆花恒春園、兵庫島公園、野毛大塚古墳など多くの観光地がある地域ですが、全世代、子供からおじいちゃんおばあちゃんなどの高齢者の人口推移や増減を過去と未来のデータをもとに見て行きたいと思います。
利用上の注意点
以下の情報は、RESAS(地域経済分析システム)を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。
- 出典:RESAS(地域経済分析システム)
- URL : https://opendata.resas-portal.go.jp/
東京都世田谷区の総人口の統計から見る人口推移と今後の予測
年 | 人口 | 増減(人) | 増減(%) |
1980年 | 797292人 | 0% | |
1985年 | 811304人 | 14012 | 1% |
1990年 | 789051人 | ▲22253 | ▲2% |
1995年 | 781104人 | ▲7947 | ▲1% |
2000年 | 814901人 | 33797 | 4% |
2005年 | 841165人 | 26264 | 3% |
2010年 | 877138人 | 35973 | 4% |
2015年 | 895862人 | 18724 | 2% |
2020年 | 900514人 | 4652 | 0% |
2025年 | 898322人 | ▲2192 | ▲0% |
2030年 | 890409人 | ▲7913 | ▲0% |
2035年 | 877219人 | ▲13190 | ▲1% |
2040年 | 858818人 | ▲18401 | ▲2% |
東京都世田谷区の総人口はこれまでやや増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で61526人程の増加で107%程度の上昇率での人口増加が予想されます。
長期的に人口が増加している世田谷区は魅力的な地域ですが、計画的な人口増加で無いと予想外の問題がでることもありますので注意しましょう。
東京都世田谷区の年少人口の高齢化率や増減率からみる地域の課題
年 | 人口 | 増減(人) | 増減(%) | 総人口比 |
1980年 | 145050人 | 0% | 17% | |
1985年 | 127910人 | ▲17140 | ▲11% | 15% |
1990年 | 101124人 | ▲26786 | ▲20% | 12% |
1995年 | 87054人 | ▲14070 | ▲13% | 10% |
2000年 | 84141人 | ▲2913 | ▲3% | 10% |
2005年 | 86540人 | 2399 | 2% | 10% |
2010年 | 95732人 | 9192 | 10% | 11% |
2015年 | 98186人 | 2454 | 2% | 12% |
2020年 | 95217人 | ▲2969 | ▲3% | 11% |
2025年 | 87244人 | ▲7973 | ▲8% | 10% |
2030年 | 79194人 | ▲8050 | ▲9% | 9% |
2035年 | 73658人 | ▲5536 | ▲6% | 9% |
2040年 | 69034人 | ▲4624 | ▲6% | 8% |
東京都世田谷区の年少人口はこれまでやや減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で76016人程の減少で53%程度の人口減少が予想されます。
年少人口の減少率が53%と大幅で世田谷区は人口減少が継続的に進んでいるので、人口バランスの乱れや今後の地域の発展に影響が考えられます。
年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で17%から8%程度に減少しており、全国平均は平成28年10月1日現在で12.4%で過去最低を記録していますが、東京都世田谷区は8%と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。
年少人口の減少率が9%とやや高い減少率ですので、今後の推移に注意が必要ですし年代ごとの減少人口数の推移にも注意が必要です。
東京都世田谷区の生産年齢人口の人口推移と年代別の問題点
年 | 人口 | 増減(人) | 増減(%) | 総人口比 |
1980年 | 585171人 | 0% | 74% | |
1985年 | 607852人 | 22681 | 3% | 77% |
1990年 | 597477人 | ▲10375 | ▲1% | 75% |
1995年 | 589346人 | ▲8131 | ▲1% | 74% |
2000年 | 584733人 | ▲4613 | ▲0% | 74% |
2005年 | 591583人 | 6850 | 1% | 74% |
2010年 | 617397人 | 25814 | 4% | 78% |
2015年 | 615690人 | ▲1707 | ▲0% | 78% |
2020年 | 614378人 | ▲1312 | ▲0% | 77% |
2025年 | 610373人 | ▲4005 | ▲0% | 77% |
2030年 | 591873人 | ▲18500 | ▲3% | 75% |
2035年 | 558750人 | ▲33123 | ▲5% | 70% |
2040年 | 516302人 | ▲42448 | ▲7% | 65% |
東京都世田谷区の生産年齢人口はこれまでやや減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で68869人程の減少で12%程度の人口減少が予想されます。
世田谷区は人口減少が継続的に進んでいるので、少子化の進行は未来の生産人口や消費人口の低下、出生数の低下にもつながりますので長期的な問題や取り組みが必要となる場合もあります。
生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で74%から65%程度に減少しており、全国平均は平成28年10月1日現在で60.3%、平成4年で69.8%ですが、東京都世田谷区は全国平均以上が予想される地域で生産年齢人口が比較的多めな地域です。
東京都世田谷区の老年人口の消費者人口や子供の数などの推移と問題点
年 | 人口 | 増減(人) | 増減(%) | 総人口比 |
1980年 | 65205人 | 0% | 8% | |
1985年 | 74998人 | 9793 | 15% | 9% |
1990年 | 87032人 | 12034 | 16% | 11% |
1995年 | 104398人 | 17366 | 19% | 13% |
2000年 | 128000人 | 23602 | 22% | 16% |
2005年 | 142197人 | 14197 | 11% | 18% |
2010年 | 159857人 | 17660 | 12% | 20% |
2015年 | 181986人 | 22129 | 13% | 23% |
2020年 | 190919人 | 8933 | 4% | 24% |
2025年 | 200705人 | 9786 | 5% | 25% |
2030年 | 219342人 | 18637 | 9% | 28% |
2035年 | 244811人 | 25469 | 11% | 31% |
2040年 | 273482人 | 28671 | 11% | 35% |
東京都世田谷区の老年人口はこれまで増加傾向で推移しこの先は増加が進む可能性が高い状況で、2040年には1980年比で208277人程の増加で419%程度の上昇率での人口増加が予想されます。
長期的に人口が増加している世田谷区は魅力的な地域ですが、今後は高齢化問題や地域のコミュニティの変化などの問題に気をつけましょう。
2040年には1980年と比べて総人口比率で8%から35%程度に増加、老年人口の総人口比率が27%もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3%で過去最高を記録、東京都世田谷区は35%と今後は全国平均以上が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。