山形県の人口増減率からみる日本人口の問題点

山形県は米沢市では吾妻山、小野川温泉、上杉家ゆかりの名所、旧跡、白布温泉、最上町では瀬見温泉、赤倉温泉などの温泉が楽しめますし、上山市ではかみのやま温泉、羽州街道、西洋梨農園など多くの観光地があり住みやすい地域ですが人口の増減による変化もともなっています。

山形県の1980年からの人口の推移や今後の増減率の予想などから見える問題点や今後おこりえる課題を確認して行きたいと思います。

日本（山形県）の人口の推移と増減

山形県は多くの観光地をもつ東北の一県ですが、少子化や高齢化など人口の増減による今後の影響も気になるところですので、そうした影響を及ぼす人口の推移を以下で確認して行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

山形県の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。

山形県の総人口の年齢別の人口増加や推移

山形県の総人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1960年比で485110人程の減少で37％程度の人口減少が予想されます。

総人口の減少率が37％とやや高いは人口減少が継続的に進んでいるので、人口バランスの乱れや今後の地域の発展に影響が考えられます。

山形県の年少人口の人口統計と年齢ごとの増減率の推移

山形県の年少人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1960年比で339831人程の減少で81％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が81％と大幅なは人口減少が継続的に進んでいるので、地域インフラやサービスの低下も考えられますので対策が必要です。

年少人口は2040年には1960年と比べて総人口比率で33％から6％程度に減少しており、総人口比率が27％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、山形県は6％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

年少人口の減少率が27％と大幅に減少が進んでいるので、年代ごとの減少状況を確認し今後の対策を取る必要があるでしょう。

山形県の生産年齢人口の人口推移、動態からみる地域コミュニティーの変化

山形県の生産年齢人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1960年比で397335人程の減少で49％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口の減少率が49％とやや高いは人口減少が継続的に進んでいるので、人口バランスの乱れや今後の地域の発展に影響が考えられます。

生産年齢人口は2040年には1960年と比べて総人口比率で67％から34％程度に減少しており、総人口比率が33％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、山形県は34％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

山形県の老年人口の高齢化率や増減率からみる地域の課題

山形県の老年人口はこれまで増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1960年比で252056人程の増加で429％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加しているは魅力的な地域ですが、計画的な人口増加で無いと予想外の問題がでることもありますので注意しましょう。

2040年には1960年と比べて総人口比率で6％から26％程度に増加、老年人口の総人口比率が20％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％ですが、山形県は今後は全国平均以下が予想される地域です。

都道府県メニュー、全国各地の人口変動が確認可能です。

山形県の市町村メニュー、各地の人口推移が確認できます。