北海道訓子府町の人口増減の統計から見る問題点と課題

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北海道訓子府町は北海道の東部に位置する町で、町名の由来はアイヌ語のクンネプだとされており、北見市や美幌町などが近くにあり住みやすい地域ですが人口の増減による変化もともなっています。

ここからは、訓子府町の人口変動や増減率の確認と今後のこの地域の人口の動きから見える問題点や今後の課題などを確認しておきましょう。

日本（北海道訓子府町）の人口の推移と増減

北海道訓子府町での全国各地でも同様に問題視される人口変動や増減による悪影響を確認しておきたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

北海道訓子府町の総人口の年齢別の人口増加や推移

年	人口	増減(人)	増減(％)
1980年	7773人		0％
1985年	7654人	▲119	▲1％
1990年	7196人	▲458	▲5％
1995年	6736人	▲460	▲6％
2000年	6317人	▲419	▲6％
2005年	5981人	▲336	▲5％
2010年	5435人	▲546	▲9％
2015年	5016人	▲419	▲7％
2020年	4639人	▲377	▲7％
2025年	4240人	▲399	▲8％
2030年	3852人	▲388	▲9％
2035年	3472人	▲380	▲9％
2040年	3105人	▲367	▲10％

北海道訓子府町の総人口はこれまで減少傾向にありこの先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で4668人程の減少で61％程度の人口減少が予想されます。

北海道訓子府町の年少人口の世帯数の増減や人口数の変動

年	人口	増減(人)	増減(％)	総人口比
1980年	1816人		0％	23％
1985年	1756人	▲60	▲3％	22％
1990年	1500人	▲256	▲14％	19％
1995年	1140人	▲360	▲24％	14％
2000年	901人	▲239	▲20％	11％
2005年	759人	▲142	▲15％	9％
2010年	660人	▲99	▲13％	8％
2015年	575人	▲85	▲12％	7％
2020年	482人	▲93	▲16％	6％
2025年	406人	▲76	▲15％	5％
2030年	351人	▲55	▲13％	4％
2035年	313人	▲38	▲10％	4％
2040年	286人	▲27	▲8％	3％

北海道訓子府町の年少人口はとても減少率が高く推移してきておりこれから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で1530人程の減少で85％程度の人口減少が予想されます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で23％から3％程度に減少しており、総人口比率が20％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、北海道訓子府町は3％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

北海道訓子府町の生産年齢人口の人口増加の現状や理由

年	人口	増減(人)	増減(％)	総人口比
1980年	5172人		0％	71％
1985年	4987人	▲185	▲3％	69％
1990年	4564人	▲423	▲8％	63％
1995年	4277人	▲287	▲6％	59％
2000年	3919人	▲358	▲8％	54％
2005年	3592人	▲327	▲8％	49％
2010年	3079人	▲513	▲14％	42％
2015年	2608人	▲471	▲15％	36％
2020年	2277人	▲331	▲12％	31％
2025年	2006人	▲271	▲11％	27％
2030年	1771人	▲235	▲11％	24％
2035年	1574人	▲197	▲11％	21％
2040年	1355人	▲219	▲13％	18％

北海道訓子府町の生産年齢人口はこれまで減少傾向にありこれから先に高い減少率が続くと予想され、2040年には1980年比で3817人程の減少で74％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で71％から18％程度に減少しており、総人口比率が53％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、北海道訓子府町は18％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

北海道訓子府町の老年人口の年齢別の人口増加や推移

年	人口	増減(人)	増減(％)	総人口比
1980年	785人		0％	11％
1985年	911人	126	16％	13％
1990年	1132人	221	24％	16％
1995年	1319人	187	16％	19％
2000年	1495人	176	13％	22％
2005年	1630人	135	9％	24％
2010年	1696人	66	4％	25％
2015年	1833人	137	8％	27％
2020年	1880人	47	2％	27％
2025年	1828人	▲52	▲2％	27％
2030年	1730人	▲98	▲5％	25％
2035年	1585人	▲145	▲8％	23％
2040年	1464人	▲121	▲7％	21％

北海道訓子府町の老年人口はとても高い増加率で推移しておりこの先も継続的に減少が進む可能性が高いと予想され、2040年には1980年比で679人程の増加で186％程度の上昇率での人口増加、総人口比率で11％から21％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が10％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％ですが、北海道訓子府町は今後は全国平均以下が予想される地域です。