東京都国立市の市町村人口や都市の人口増減

東京都国立市は大学通り、谷保天満宮（木造扁額、狛犬、社叢）などの観光資源を持つ地域ですが、人口の増減率や減少、今後の予測などからさまざまな問題がみられます。

東京都国立市のこれまでの人口推移と今後の予想などを確認し、そこから見える今後の課題、高齢化や少子化などの問題点を確認して行きたいと思います。

日本（東京都国立市）の人口の推移と増減

東京都国立市は大学通り、谷保天満宮（木造扁額、狛犬、社叢）などの観光地がある地域ですが、少子化や高齢化など人口の増減による今後の影響も気になるところですので、そうした影響を及ぼす人口の推移を以下で確認して行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

東京都国立市の総人口の消費者人口や子供の数などの推移と問題点

東京都国立市の総人口はこれまで増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で8305人程の増加で112％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している国立市は魅力的な地域ですが、人口の増加によって起きる問題もありますので今後の適切な取り組みが大切です。

東京都国立市の年少人口の増加と減少の推移と推計

東京都国立市の年少人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で8156人程の減少で58％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が58％と大幅で国立市は人口減少が継続的に進んでいるので、各世代の人口減少と共に所得の維持や経済の維持発展をあわせて行なうなど困難な状況も考えられますので、見越した対策が必要だと考えられます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で22％から9％程度に減少しており、総人口比率が13％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、東京都国立市は9％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態ですし、年少人口の減少率が13％とやや高い減少率ですので、今後の推移に注意が必要ですし年代ごとの減少人口数の推移にも注意が必要です。

東京都国立市の生産年齢人口の年齢別の人口増加や推移

東京都国立市の生産年齢人口はこれまでやや増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で4969人程の減少で11％程度の人口減少が予想されます。

国立市は人口減少が継続的に進んでいるので、地域の過疎化、空き地や放棄地などの問題も抱え、生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で69％から62％程度に減少しており、全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、東京都国立市は全国平均以上が予想される地域で生産年齢人口が比較的多めな地域です。

東京都国立市の老年人口の増加と減少の推移と推計

東京都国立市の老年人口はこれまで増加傾向で推移しこの先は増加が進む可能性が高い状況で、2040年には1980年比で21590人程の増加で653％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している国立市は魅力的な地域ですが、住民トラブルや自治会での問題、住居や騒音など新たな問題も考えられますし、2040年には1980年と比べて総人口比率で5％から38％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が33％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％で過去最高を記録、東京都国立市は38％と今後は全国平均以上が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。