東京都墨田区の人口増減率と推計

東京都墨田区は橘銀座商店街、江戸、東京博物館、足立の花火、東京スカイツリー、両国国技館などの観光資源を持つ地域ですが、年代ごとの人口の変動に特徴が見られますので確認しておきましょう。

ここからは、墨田区の人口変動や増減率の確認と今後のこの地域の人口の動きから見える問題点や今後の課題などを確認しておきましょう。

日本（東京都墨田区）の人口の推移と増減

東京都墨田区は橘銀座商店街、江戸、東京博物館、足立の花火、東京スカイツリー、両国国技館などの観光地がある地域ですが、総人口、年少人口、生産年齢人口、老年人口のこれまでの人口推移の確認と、今後の予測から見える地域の問題点や人口構成などを見て行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

東京都墨田区の総人口の子供の減少や高齢化などの問題点

東京都墨田区の総人口はこれまでやや増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で16303人程の増加で107％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している墨田区は魅力的な地域ですが、人口ピラミッドの変動など年代ごとのバランスも重要になって来ます。

東京都墨田区の年少人口の統計から見る人口推移と今後の予測

東京都墨田区の年少人口はこれまでやや減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で23128人程の減少で52％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が52％と大幅で墨田区は人口減少が継続的に進んでいるので、地域の過疎化、空き地や放棄地などの問題も抱えますし、年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で19％から9％程度に減少しており、全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、東京都墨田区は9％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

年少人口の減少率が10％とやや高い減少率ですので、今後の推移に注意が必要ですし年代ごとの減少人口数の推移にも注意が必要です。

東京都墨田区の生産年齢人口の高齢化率や増減率からみる地域の課題

東京都墨田区の生産年齢人口はこれまでやや増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で7750人程の減少で5％程度の人口減少が予想されます。

長期的に人口が増加している墨田区は魅力的な地域ですが、インフラの必要性の向上や住居問題などが現われるかもしれません。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で73％から70％程度に減少しており、全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、東京都墨田区は全国平均以上が予想される地域で生産年齢人口が比較的多めな地域です。

東京都墨田区の老年人口の統計から見る人口推移と今後の予測

東京都墨田区の老年人口はこれまで増加傾向で推移しこの先は増加が進む可能性が高い状況で、2040年には1980年比で47580人程の増加で312％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している墨田区は魅力的な地域ですが、住民トラブルや自治会での問題、住居や騒音など新たな問題も考えられますし、2040年には1980年と比べて総人口比率で10％から32％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が22％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％で過去最高を記録、東京都墨田区は32％と今後は全国平均以上が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。