東京都の人口増減と推移

東京都は新宿区には新宿御苑、靖国神社の桜、渋谷区にはスクランブル交差点、せたがやふるさと区民まつり、ハチ公銅像、千鳥ヶ淵の桜、八王子市には高尾山、道の駅八王子滝山などの多くの観光資源がありますが、人口の増減率や減少などの変化による今後の予測などからさまざまな問題がみられます。

東京都の1980年からの人口の推移や今後の増減率の予想などから見える問題点や今後おこりえる課題を確認して行きたいと思います。

日本（東京都）の人口の推移と増減

東京都は小笠原村にはくじらの来遊域、奥多摩町には奥多摩湖、都民の森、練馬区には三宝寺池、清水山憩いの森などの観光資源がありますが、人口の変動や今後の推移なども確認し問題点などを挙げて行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

東京都の総人口の年齢ごとの人口構成と問題点

東京都の総人口はこれまで増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1960年比で2623839人程の増加で127％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加しているは魅力的な地域ですが、インフラの必要性の向上や住居問題などが現われるかもしれません。

東京都の年少人口の人口問題と日本が抱える未来への不安

東京都の年少人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1960年比で1187988人程の減少で53％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が53％と大幅では人口減少が継続的に進んでいるので、人口減少による消費者の不足、デマンドサイドでは潜在的な経済成長率を低下させるなどの影響が大きく考えられます。

年少人口は2040年には1960年と比べて総人口比率で20％から9％程度に減少しており、総人口比率が11％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、東京都は9％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

年少人口の減少率が11％とやや高い減少率ですので、今後の推移に注意が必要ですし年代ごとの減少人口数の推移にも注意が必要です。

東京都の生産年齢人口の人口推移と年代別の問題点

東京都の生産年齢人口はこれまで増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1960年比で61927人程の増加で100％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加しているは魅力的な地域ですが、高齢者数が増えることで医療や介護を必要とする人口が増えるものの、介護サービスを担う人材不足などでの困難な状況やサービスの低下、低賃金での過酷な労働などの問題にもつながりやすい状況です。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、東京都は全国平均以上が予想される地域で生産年齢人口が比較的多めな地域です。

東京都の老年人口の総人口や高齢者数などの推移

東京都の老年人口はこれまで増加傾向で推移しこの先は増加が進む可能性が高い状況で、2040年には1960年比で3749900人程の増加で1119％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加しているは魅力的な地域ですが、今後は高齢化問題や地域のコミュニティの変化などの問題に気をつけましょう。

2040年には1960年と比べて総人口比率で3％から35％程度に増加、老年人口の総人口比率が32％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％で過去最高を記録、東京都は35％と今後は全国平均以上が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。