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ドラゴンフルーツの栄養素と効果!マンゴーやパパイヤ以上に凄い効能とは?

ドラゴンフルーツはピタヤとも呼ばれる果物で非常に栄養価の幅広いフルーツのひとつで、果皮が竜の鱗みたいな外観で果肉も特徴的なフルーツで果皮と果肉の違いで数種類ありピンクピタヤ、ホワイトピタヤ、イエローピタヤ、レッドピタヤなどがあります。

ドラゴンフルーツの食べ方は果肉部分をそのまま食べる方法が定番ですし、バナナやマンゴーのように追熟することがない果物なので新鮮なうちに食べるが一般的な食べ方です。

ドラゴンフルーツ

水分量が多く、含有栄養素に葉酸、カリウム、マグネシウム、パントテン酸、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、銅など幅広く含まれることから、さまざまな効果や効能が得られる栄養満点の果実であり人気のフルーツです。

ここからはドラゴンフルーツに含まれる栄養素の効能や効果、働きなどを確認して行きたいと思います。

目次

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)とは?栄養価の高さと効果効能

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)とはメキシコや中南米の熱帯雨林を原産とするフルーツで、独特な見ための外観がドラゴンの鱗のようでありドラゴンフルーツと命名されたと言われ、ベトナムから輸出時に中国語から英語に直訳した際にドラゴンフルーツと命名されたとされています。

果肉にはピンクピタヤ、ホワイトピタヤ、イエローピタヤ、レッドピタヤなどの種類があるように、さまざまな色合いのドラゴンフルーツがありゼリー状になっており色合い、ドラゴンフルーツの種類によってそれぞれ異なる味わいと風味、甘味などの特徴が見られます。

栄養面ではアルブミン、アントシアン、ブドウ糖、リン酸、ポリフェノール、食物繊維、葉酸、カリウム、マグネシウム、パントテン酸、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、銅など幅広い栄養素を含む栄養価の高い果物であり、水分量も豊富なフルーツのひとつでもあります。

この幅広い栄養素の効能や効果、健康や美容に非常に役立つドラゴンフルーツの凄さを確認して行きたいと思います。

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の栽培が盛んな地域と日本国内の産地

石垣島

バナナ1本が含む栄養成分の効能とカロリーとダイエット効果の関係

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)は中南米が原産の果物と言うことはすでに述べましたが、世界的に栽培されているフルーツであり、メキシコ、エクアドル、ベトナム、マレーシア、カンボジア、台湾、中国、イスラエルなど世界中で栽培されている人気の果実です。

また最近ではオーストラリア、スペイン、アメリカ合衆、日本などでも栽培されはじめ、今後はもっと盛んに栽培されるであろうフルーツで、日本国内では沖縄、奄美、九州地方など比較的温暖な地域での栽培が広まっています。

ドラゴンフルーツの旬の時期、美味しい時期はいつなのか?

ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の食べ頃や旬の季節は栽培地域によって違いがあり、本場南米では2~3月頃と言われておりハワイなどでは3~5月頃に収穫されることが多い。

日本国内で生産されている国産のドラゴンフルーツ(ピタヤ)の食べ頃の季節、旬の時期はおおよそ7月~11月頃であり、この時期に出荷されることが多いので、国産ドラゴンフルーツ(ピタヤ)の旬を楽しむのであればこの時期に楽しむといいでしょう。

マンゴーの効能と栄養素

また、バナナやマンゴーのように追熟をしない果物ですので収穫後新鮮な状態での食べ方が基本ですので、早めに食べるように気をつけましょう。

ドラゴンフルーツのアルブミンが凄い!全身の部位に重要な効能をもつ

アルブミンは血漿タンパク質でアミノ酸からなる小さなタンパク質であり卵白に多く含まれる成分でもあります。体内のさまざまな物質(カルシウム、亜鉛、毒素、ホルモン、各栄養素など)と結合し体内で必要としている場所へと運搬する重要な効能を持ち、適切にアルブミンを摂取することで全身の各部位が正常に機能することにつながります。

またアルブミンは体内の毒素とも結合し中和する作用も持ちますので、物質の運搬意外にも注目すべき働き、効能もあります。

さらに体内のアルブミンが不足すると水分バランスが乱れ浮腫の原因ともなりますので注意が必要であり、血圧低下、栄養失調、免疫力の低下等の悪影響や症状が現われますので適切なアルブミンの摂取が望まれます。

  • 肉類、牛肉、豚肉、鶏肉
  • 豆腐
  • 納豆

卵の栄養成分と効果!白身や黄身の特徴や栄養バランス

ドラゴンフルーツには葉酸が豊富!妊婦に必須と言われる理由とは?

葉酸は妊娠初期の妊婦には特に重要と言われる栄養素で、お腹の中の赤ちゃんである胎児の発育にとって非常に重要な働きや成長に関わる効能をもつ栄養素です。

赤血球の造血作用をもち葉酸が不足することで、口内炎や食欲の低下などの症状が現われますが、恐ろしいのは葉酸不足による胎児の発育への悪影響です。

妊婦の必須栄養素4選!食事のレシピと摂取量

胎児の発育過程、特に妊娠初期の成長時に葉酸が不足することで胎児の脳への悪影響が出ることがあるといわれ、先天性の障害や無脳症などにつながりやすくなるといわれています。

こうした症状は後々を考えた時には避けたい状態でありますので、胎児にとって非常に大切な妊娠初期には葉酸を欠かさず適切な摂取を心がけましょう。

ドラゴンフルーツには他の果物よりも豊富な葉酸が含まれますので、特に妊娠時期にはおすすめの果物とも言えるでしょう。

  • ブロッコリー
  • モロヘイヤ

カリウムには余分な塩分排出、高血圧の予防効果が

ドラゴンフルーツには葉酸についでカリウムも豊富に含まれていますが、このカリウムには体内の余分な塩分を体外に排出する効能があり、塩分過剰を原因とすることが多いむくみ解消や高血圧の予防に効果をもちます。

血圧が高い時は塩分の取りすぎに注意!一日の摂取量と減塩による症状改善

高血圧の症状は自覚するほどのものではないですが、頭痛、肩こり、めまい、動悸、呼吸困難、むくみなどが挙げられ、むくみなどは塩分過剰を原因として起こりますので高血圧の密接な関わりがあり注意が必要です。

高血圧は血管に圧力がかかった状態ですので危険な病気につながりやすく、心筋梗塞や狭心症などの心臓病になるリスクが高まる危険な症状ですので、塩分過剰な食生活やカリウムの摂取不足に注意しましょう。

  • ほうれん草
  • 里芋
  • バナナ

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マグネシウムは骨の構成物質でカルシウムとのバランスが重要

ミネラル類の一種でもあるマグネシウムはドラゴンフルーツに含まれる栄養素のひとつです。

このマグネシウムは体内の骨の構成物質でありカルシウムとの摂取バランスにおいて重要な役割をもち、カルシウム2に対しマグネシウム1の割合での摂取が理想的とされています。

成長期のカルシウム摂取に海藻類をおすすめする3つの理由

この割合はカルシウムを吸収する際に最適なバランスで、このバランスが崩れマグネシウム不足に陥ると狭心症などの症状につながりやすくなりますので注意が必要です。

またエネルギー生産などの酵素の働きにもマグネシウムは重要な役割をになっており、筋肉、神経、体温などさまざまな機能にかかわっているミネラル類です。

  • そば
  • 絹ごし豆腐
  • ほうれん草

パントテン酸は糖質や脂質の代謝する効能をもつ

アボカド

ドラゴンフルーツに含まれるパントテン酸はアボカドなどにも多く含まれる栄養素で、体内では補酵素のコエンザイムAの成分となり幅広い代謝機能に関わる栄養素です。

糖質や脂質、タンパク質からエネルギーを作る作用に関わりを持つことから、美容や健康に取っても重要な効能を持ちます。

水溶性ビタミンの一種でもありますのでドラゴンフルーツなどの果物以外の野菜やイモ類、豆類や魚介類などからパントテン酸を摂取する際には、生の状態かスープなど溶け出た栄養素ごと摂取できる料理方法やレシピで摂取するように気をつけましょう。

  • 糸引き納豆
  • アボカド

ドラゴンフルーツの食物繊維は不溶性!便秘の改善に効果的

食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、ドラゴンフルーツには不溶性食物繊維の方が多く含まれて居ます。含有量としては100g辺り1.6g程度とそれ程多くはありませんが、豊富な水分量と幅広い栄養価をもつドラゴンフルーツは栄養面でも美容効果の高い果物と言えるでしょう。

この不溶性食物繊維には体内で便の量を増加させる働きや排便をスムーズにする効能がありますので、便秘の解消や腸内の発がん物質の排出効果などがあります。

その為大腸がんの予防効果が期待されますし、美容や美肌にも重要な効能をもつのが不溶性食物繊維です。

食品別不溶性食物繊維含有量(100g辺り、単位) 食品別の栄養素含有量一覧
いんげん豆 11.8g パセリ 6.2g おから 11.1g
グリーンピース 5.3g エリンギ 4.0g きくらげ 57.4g
あずき 11g きな粉 15g 納豆 4.4g
アマランサス 6g とうもろこし 8g ラズベリー 4g

ドラゴンフルーツには他にも幅広い栄養素が含まれ多くの効能がある

ドラゴンフルーツにはこれらの栄養素以外にもビタミンB1、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB2、銅など幅広い栄養素が含まれます。

果物特有の水分量の多さや、独特な見ためなどインパクトの強い点もドラゴンフルーツの特徴です。

まとめ

ドラゴンフルーツは見ための奇抜さから非常に興味をそそられるフルーツですので是非とも食べていただきたいところですし、栄養面を考えた際にも幅広い栄養素を含む栄養満天な果物と言えるでしょう。

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