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ヘーゼルナッツやごま、アーモンドなどのビタミンE含有量ランキング

ヘーゼルナッツやごま、アーモンドなどの種実類に含まれるビタミンE含有量のランキングと各栄養素の効果や効能などを確認して、日々の食生活や栄養管理に役立てましょう。

ビタミンEは抗酸化作用が強く、同じく抗酸化作用をもつビタミンA、Cなどの栄養素と合わせて摂取することでその効果が高まりますし、活性酸素によって酸化された過酸化脂質を分解する効果や血液をサラサラ効果、毛細血管の血行を良くするなどの働きがあります。

ミックスナッツ

また、ビタミンEが不足した際の欠乏症では筋萎縮や不妊などの症状につながりますので、適切な摂取量を日々意識したい所ですし、ナイアシンとビタミンEの組み合わせで血流が良くなる効果があるとも言われますので、こうした工夫を食事の中に取り入れるのもいいでしょう。

ここからはビタミンE含有量の高い種実類のランキング上位の食品とビタミンEの食事摂取基準を確認して行きましょう。

ビタミンEの効果や効能と総合ランキング上位10位

ビタミンEを含む食べ物と効果!抗酸化作用と活性酸素の関係とは?

ビタミンE(α-トコフェロール)にはビタミンC、コエンザイムQ10、α-リポ酸、セレン、β-カロチンなどと共に強い抗酸化作用があり、これらの栄養素を含む食べ物や食品の摂取には抗酸化作用の効果である酸化防止、老化の原因とも言われている活性酸素を抑える効能があります。 今回はこ

ビタミンEは脂肪組織、心筋、筋肉、肝臓、骨髄、子宮などの生体膜に存在するビタミン類で、血行促進効果から美肌につながる働きを持ちます。

これらの臓器や皮膚などの各部位の老化防止に役立つ抗酸化作用があり、細胞の酸化や老化を防ぎますしビタミンEやビタミンB6、ビタミンCなどの栄養素は共に髪を美しく保ち、美肌効果をもちます。

以下がビタミンE含有量の総合ランキングTOP10です。

E α-トコフェノール含有量ランキング、TOP10 (100g辺り)
順位 ジャンル食品名含有量
1位し好飲料類せん茶 茶64.9mg
2位油脂類植物油脂類 ひまわり油38.7mg
3位種実類アーモンド 乾31.0mg
4位野菜類唐辛子 果実 乾29.8mg
5位種実類アーモンド フライ 味付け29.4mg
6位油脂類植物油脂類 綿実油28.3mg
7位穀類その他 小麦はいが28.3mg
8位し好飲料類玉露 抹茶28.1mg
9位油脂類植物油脂類 サフラワー油27.1mg
10位油脂類植物油脂類 米ぬか油25.5mg
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会
日本食品標準成分表2010のデータより抜粋
url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量

ビタミンEの効果と食事摂取基準の確認

ビタミンEは幅広い食品に含まれる栄養素ですが春菊にも含まれており、春菊にはビタミンCやカロテン、鉄なども豊富に含まれていますし、ビタミンEを含有する食品を確認し毎日の食事のレシピに活用しましょう。

こちらはビタミンEの食事摂取基準ですので確認しておきましょう。

ビタミンEの食事摂取基準(mg/日)
性別 男性 女性
年齢等 目安量 耐容上限量 目安量 耐容上限量
3-5(歳) 4.5 200 4.5 200
18-29(歳) 6.5 800 6.0 650
30-49(歳) 6.5 900 6.0 700
50-69(歳) 6.5 850 6.0 700
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量
出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要PDFより
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html

ビタミンEと合わせて確認しよう、ビタミンC食品のランキング

柚子のビタミンCはレモン比較で2倍!クエン酸の含有量と効果とは?

ビタミンCはコラーゲンの吸収率を高めますので、ビタミンCとコラーゲンの組み合わせのレシピがおすすめですが、かぼちゃにはビタミンC、A、Eの抗酸化作用が高い栄養素が3種類とも含まれます。

さらにビタミンCは造血作用を促す葉酸の働きを助ける効果がありますので、コラーゲンとともに葉酸の摂取もおすすめの組み合わせですし、ビタミンA、C、Eは合わせて取ることでより強い抗酸化作用を発揮します。

ストレス時に必要量が上がる性質をもちますので、過剰なストレス下では不足がちになるビタミンがビタミンCです。

C含有量ランキング、TOP10 (100g辺り)
順位 ジャンル食品名含有量
1位果実類アセロラ 生1700mg
2位調味料及び香辛料類パセリ 乾820mg
3位し好飲料類せん茶 茶260mg
4位果実類グァバ 生220mg
5位藻類あおのり 焼きのり210mg
6位藻類あおのり 味付けのり200mg
7位野菜類トマピー 果実 生200mg
8位野菜類赤ピーマン 果実 油いため180mg
9位野菜類赤ピーマン 果実 生170mg
10位藻類あおのり ほしのり160mg
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会
日本食品標準成分表2010のデータより抜粋
url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量

種実類の食べ物のビタミンE含有量ランキング

ビタミンEは玄米、枝豆、豆腐、さつまいも、にら、ピーマン、アスパラガス、しそ、春菊などに多く含まれるビタミンですが、脂溶性のビタミンですので油とあわせて摂取することで吸収率が高まります。

臓器や皮膚の老化防止に役立ち、細胞の酸化や老化を防ぎますので美容効果が高く、女性は特に摂取が進められる栄養素ですし、過酸化物質を分解し血液をサラサラにすることで動脈硬化の予防にもつながります。

ビタミンB1食品ランキングと吸収率を上げる食べ合わせ

また、栄養素には炭水化物、n-6系脂肪酸、リン、ビタミンB2、ヨウ素などがありますが、ビオチンはカルボキシラーゼのほう酵素として糖質、脂質の代謝にかかわる働きを持ちますし、酵素のたんぱく質と結合する性質を持ちます。

食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り)
食品名 含有量
アーモンド 乾 31.0mg
アーモンド フライ 味付け 29.4mg
ヘーゼルナッツ フライ 味付け 17.8mg
まつ いり 12.3mg
ひまわり フライ 味付け 12.0mg
まつ 生 10.8mg
まつ いり 10.6mg
まつ 乾 10.1mg
かや いり 8.5mg
ナッツ ピーナッツバター 4.8mg
ブラジルナッツ フライ 味付け 4.1mg
ぎんなん 生 2.8mg
ナッツ バターピーナッツ 1.9mg
あさ 乾 1.8mg
ペカン フライ 味付け 1.7mg
ひし 生 1.6mg
けし 乾 1.5mg
ぎんなん ゆで 1.5mg
ピスタチオ いり 味付け 1.4mg
えごま 乾 1.3mg
くるみ いり 1.2mg
はす 成熟 乾 1.0mg
はす 未熟 生 0.6mg
かぼちゃ いり 味付け 0.6mg
カシューナッツ フライ 味付け 0.6mg
すいか いり 味付け 0.6mg
ごま いり 0.1mg
中国ぐり 甘ぐり 0.1mg
ごま むき 0.1mg
ごま 乾 0.1mg
しい 生 0.1mg
日本ぐり 甘露煮 0mg
日本ぐり 生 0mg
日本ぐり ゆで 0mg
ココナッツ ココナッツパウダー 0mg
マカダミアナッツ いり 味付け 0mg
とち 蒸し 0mg
食品標準成分表
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会日本食品標準成分表2010のデータより
出典元 URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm

ビタミンEと合わせてチェック、葉酸食品のランキング

妊活から妊娠、出産へと順調に迎えるためにおすすめの葉酸サプリ

葉酸はビタミンEとの相性がよく、合わせて摂取することで吸収率を高めますが、この葉酸には造血作用がありますので貧血の予防に効果的な栄養素です。

葉酸は母体全体に行き渡るのには約1か月かかってしまうといわれていますが、妊娠中期、後期に葉酸の過剰摂取をすると乳児喘息になりやすいともいわれますし、過剰症では発熱やじんましんなどの症状が出るといわれています。

しかし、妊娠時期の妊婦さんにとっては必須の栄養素が葉酸ですので、適切な摂取を心がけましょう。

葉酸含有量ランキング、TOP10 (100g辺り)
順位 ジャンル食品名含有量
1位調味料及び香辛料類<その他> パン酵母、乾燥3800μg
2位調味料及び香辛料類<その他> パン酵母、圧搾1900μg
3位藻類あおのり 焼きのり1900μg
4位藻類あおのり 味付けのり1600μg
5位藻類いわのり 素干し1500μg
6位調味料及び香辛料類パセリ 乾1400μg
7位し好飲料類せん茶 茶1300μg
8位肉類副生物 肝臓 生1300μg
9位藻類かわのり 素干し1200μg
10位藻類あおのり ほしのり1200μg
出典 : 文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会
日本食品標準成分表2010のデータより抜粋
url : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量

まとめ

栄養素にはビタミンK、n-3系脂肪酸、ビタミンE、食物繊維、脂質などがありますが、ナトリウムは細胞外液量を維持する働きをもち小腸上部から吸収されます。

体内の細胞の間にある細胞間液や血管内の血しょうにふくまれるミネラルで、過剰に摂取しすぎると高血圧などにつながると言われています。

また、ビタミンB12は幅広い食品に含まれるビタミンで細菌が合成するので植植物性の食品にはほとんど含まれない栄養素で、中心部にコバルトというミネラルをもつビタミンです。

これら幅広い栄養素の摂取を心がけ栄養管理につなげましょう。

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