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角砂糖やざらめ、三温糖などの砂糖及び甘味類の炭水化物量

角砂糖やざらめ、三温糖などの砂糖及び甘味類の炭水化物含有量のランキングと食事摂取基準を確認し、日々の食事メニューやレシピの参考にしつつ穀類やいも及びでん粉類、砂糖及び甘味類など他の含有量の高い食材と組み合わせることでも摂取効率を高めることにつながります。

また、炭水化物不足であれば含有量のランキング上位の食材を食習慣に取り入れ、効能や効果を確認した上で摂取の重要性を確認して行きましょう。

砂糖

炭水化物は糖質であり砂糖などは糖質そのものでもあります。砂糖と言ってもざらめ糖、氷砂糖、角砂糖、でん粉糖、ぶどう糖などさまざまな種類がありますが甘味料として幅広い料理やお菓子、スイーツなどに利用されています。

こうした食品は太りやすいことでも知られますが、その原因として挙げられるのは糖質の取りすぎ、すなわち炭水化物の取りすぎが大きな影響を与えています。

この炭水化物、糖質は体に蓄積される性質をもちますので、その性質により脂肪として形を変えて肥満体型につながっていきます。最近は糖質制限ダイエットや炭水化物抜きのダイエットなどは注目を集めていますが、そもそも太る原因、脂肪の原因ともなる炭水化物の摂取を控えることで痩せるのは自然の道理です。

完全に絶つ必要は無いと思いますが、過剰に摂取しすぎないように食習慣に気を払うのは大切なことだと思います。

ここからは炭水化物含有量の高い砂糖及び甘味類のランキングと炭水化物の食事摂取基準を確認して行きましょう。

炭水化物の食事摂取基準(%エネルギー)

炭水化物の食事摂取基準は年齢によって差がでますが、ある程度の年齢になると食生活の変更や基礎代謝の低下など体調にさまざまな変化がありますので炭水化物を中心とした食事メニューの考案も必要に応じて大切です。

今回は数ある食品群の穀類、いも及びでん粉類、砂糖及び甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、調理加工食品類などがありますが、炭水化物含有量の高い砂糖及び甘味類の食品ランキングと食事摂取基準を見て行きたいと思います。

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炭水化物の食事摂取基準(%エネルギー)
性別 男性 女性
年齢等 目標量(中央値3) 目標量(中央値3)
3~5(歳) 50~65(57.5) 50~65(57.5)
18~29(歳) 50~65(57.5) 50~65(57.5)
30~49(歳) 50~65(57.5) 50~65(57.5)
50~69(歳) 50~65(57.5) 50~65(57.5)
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量
出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要PDFより
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html

砂糖及び甘味類の食べ物の炭水化物含有量ランキング

炭水化物を多く含む砂糖及び甘味類の食品のランキングを参考に日々の食事に活かすことができますが、上位の食品や下位の食品の把握に役立ちます。これらのデータを参考に日々の食事に活かし不足しがちな食事メニューの改善や食習慣の変更などに役立てましょう。

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食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り)
食品名 含有量
加工糖氷砂糖 100.0g
加工糖角砂糖 100.0g
ざらめ糖白ざら糖 100.0g
ざらめ糖中ざら糖 100.0g
ざらめ糖グラニュー糖 100.0g
加工糖コーヒーシュガー 99.9g
砂糖類果糖 99.9g
ぶどう糖無水結晶 99.7g
加工糖粉糖 99.7g
車糖上白糖 99.2g
砂糖類和三盆糖 98.8g
車糖三温糖 98.7g
でん粉糖類粉あめ 97.0g
ぶどう糖含水結晶 91.3g
ぶどう糖全糖 91.0g
砂糖類黒砂糖 89.7g
でん粉糖類水あめ 85.0g
砂糖類はちみつ 79.7g
液糖転化型液糖 79.3g
砂糖類異性化液糖 75.0g
液糖しょ糖型液糖 70.0g
液糖氷糖みつ 68.2g
砂糖類メープルシロップ 66.3g
食品標準成分表
出典 : これらのデータは文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会日本食品標準成分表2010のデータより抜粋しています。
出典元URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm

ビタミンAはレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテンは除外し、レチノール当量です。
ビタミンEはα-トコフェノールで表記し、β-トコフェノール、γ-トコフェノール、δ-トコフェノールは除外しています。
食物繊維は水溶性、不溶性の総量で表示しています。
n-6系、n-3系脂肪酸はともに多価不飽和脂肪酸の含有量で表示しています。

まとめ

角砂糖やざらめ、三温糖などの砂糖及び甘味類に含まれる炭水化物含有量の上位と一日あたりの摂取量の炭水化物の食事摂取基準量をあわせて確認し日々の食生活に活かすとともに、今回確認した栄養素の炭水化物の摂取量基準を確認し栄養管理につなげましょう。

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