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ももやグレープフルーツ、アセロラなど果実類のたんぱく質含有量

ももやグレープフルーツ、アセロラなどの果実類のたんぱく質含有量のランキングと食事摂取基準を参考にし、食品の品目数や栄養バランスを整えるために砂糖及び甘味類や豆類、種実類など幅広いジャンルの食品や食べ物の摂取することで栄養バランスのよい食生活に役立ちます。

また、たんぱく質不足であれば上位に位置する食品を参考にして、取りすぎ気味であれば含有量の高い食べ物を食べるのを控えるなどの対策も必要です。

果物

タンパク質は大豆食品である豆腐や納豆、乳製品などの牛乳やチーズなどに多く含まれる栄養素ですが、果実類や柑橘類にも多く含まれている栄養素ですし、たんぱく質は体内で分解されアミノ酸となってさまざまな効能をもつ特徴がありますし、重要なエネルギー源のひとつでもあります。

プロテイン飲料の多用などでタンパク質を過剰に摂取しすぎると過剰症として脂肪の増加、排泄の機能低下、腎機能の悪化などの症状が現われますので、日々の生活習慣や環境とあわせ必要摂取量を守ることが大切です。

どのような良い効能や効果をもつ栄養素でも多量に偏って摂取することは害になりますので注意が必要ですし、エネルギー源として重要なタンパク質も同様に過剰摂取には注意しましょう。

ただし筋肉、内臓、皮膚、爪、髪などさまざまな部位を作る材料でもありますので、きちんと食習慣に取り入れて日々摂取する習慣をもつことも大切です。

以下ではたんぱく質含有量の高い果実類の食品のランキングと合わせてたんぱく質の食事摂取基準を確認し日頃の食生活に役立てましょう。

たんぱく質の食事摂取基準(推定平均必要量、推奨量、目安量:g/日、目標量(中央値):%エネルギー)

たんぱく質の食事摂取基準は幼少期や大人となってからでは変化しますが、運動不足や病気の有無、症状や健康上の注意点などを踏まえたんぱく質など重要な栄養素が不足状態に陥らないように正しく摂取するようにしましょう。

今回は数ある食品群の穀類、いも及びでん粉類、砂糖及び甘味類、豆類、種実類、野菜類、果実類、きのこ類、藻類、魚介類、肉類、卵類、乳類、油脂類、菓子類、し好飲料類、調味料及び香辛料類、調理加工食品類などがありますが、たんぱく質含有量の高い果実類の食品ランキングと食事摂取基準を見て行きたいと思います。

いちじくの栄養素と効能とは?モリブデンや葉酸の効果を確認

たんぱく質の食事摂取基準(推定平均必要量、推奨量、目安量:g/日、目標量(中央値):%エネルギー)
性別 男性 女性
年齢等 推定平均必要量 推奨量 目安量 目標量(中央値2) 推定平均必要量 推奨量 目安量 目標量(中央値2)
3~5(歳) 20 25 13~20(16.5) 20 25 13~20(16.5)
18~29(歳) 50 60 13~20(16.5) 40 50 13~20(16.5)
30~49(歳) 50 60 13~20(16.5) 40 50 13~20(16.5)
50~69(歳) 50 60 13~20(16.5) 40 50 13~20(16.5)
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量 アミノ酸含有量 食事摂取基準量
出典:日本人の食事摂取基準(2015年版)の概要PDFより
出典先URL:http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000041733.html

果実類の食べ物のたんぱく質含有量ランキング

たんぱく質を多く含む果実類の食べ物の含有量上位の食品はこれらですが、豊富に含む食べ物は血行多く存在します。摂取基準に満たない食品も多いですが、バランスよく多くの品目を食べるのも健康的な食事として重要です。

いちご(苺)の栄養価と成分の効果と効能

食品別の標準成分表、含有栄養素ランキング(100g辺り)
食品名 含有量
もも 201g
グレープフルーツ 果実飲料 90.1g
バレンシアオレンジ 果実飲料 89.7g
アセロラ 89.4g
りんご 果実飲料 88.5g
シイクワシャー 88.1g
パインアップル 果実飲料 87.6g
梅干し 87.6g
グァバ 果実飲料 87.4g
温州みかん 果実飲料 87.4g
ぶどう 果実飲料 86.9g
あんず乾 9.2g
りゅうがん乾 5.1g
いちじく乾 4.0g
なつめ乾 3.9g
バナナ乾 3.8g
ぶどう干しぶどう 2.7g
アボカド生 2.5g
すもも類 プルーン乾 2.5g
ドリアン生 2.3g
なつめやし乾 2.2g
ココナッツココナッツミルク 1.9g
アテモヤ生 1.8g
すだち果皮、生 1.8g
かき干しがき 1.5g
梅干し調味漬 1.5g
ホワイトサポテ生 1.5g
梅漬調味漬 1.5g
キワノ生 1.5g
ピタヤ生 1.4g
ぐみ生 1.3g
パパイヤ未熟、生 1.3g
チェリモヤ生 1.3g
さくらんぼ米国産、生 1.2g
ゆず果皮、生 1.2g
ラズベリー生 1.1g
バナナ生 1.1g
タンゼロ砂じょう、生 1.1g
メロン温室メロン、生 1.1g
さくらんぼ国産、生 1.0g
あんず生 1.0g
メロン露地メロン、生 1.0g
かりん生 1.0g
グズベリー生 1.0g
ライチー生 1.0g
バレンシアオレンジ砂じょう、生 1.0g
オリーブグリーン 1.0g
グレープフルーツ砂じょう、生 0.9g
夏みかん砂じょう、生 0.9g
タンゴール砂じょう、生 0.9g
ぽんかん砂じょう、生 0.9g
ネーブル砂じょう、生 0.9g
梅干し塩漬 0.9g
レモン全果、生 0.9g
いちじく砂じょう、生 0.9g
ジャム生 0.9g
はっさく砂じょう、生 0.8g
オリーブスタッフド 0.8g
シイクワシャー果汁、生 0.8g
バレンシアオレンジ 果実飲料ストレートジュース 0.8g
パッションフルーツ果汁、生 0.8g
オリーブライプ 0.8g
マーマレード砂じょう、生 0.8g
まくわうり生 0.8g
すもも類 プルーン生 0.7g
梅漬塩漬 0.7g
ブルーベリージャム 0.7g
温州みかん 砂じょう普通、生 0.7g
梅干し梅びしお 0.7g
温州みかん じょうのう普通、生 0.7g
ハスカップ生 0.7g
ネクタリン生 0.7g
うめ生 0.7g
ぶんたん砂じょう、生 0.7g
ごれんし生 0.7g
バレンシアオレンジ 果実飲料濃縮還元ジュース 0.7g
グレープフルーツ 果実飲料濃縮還元ジュース 0.7g
アセロラ生 0.7g
さんぼうかん砂じょう、生 0.7g
ヒュウガナツじょうのう及びアルベド、生 0.6g
いちじく生 0.6g
グァバ生 0.6g
ヒュウガナツ砂じょう、生 0.6g
マンゴスチン生 0.6g
グレープフルーツ 果実飲料ストレートジュース 0.6g
さくらんぼ缶詰 0.6g
パインアップル生 0.6g
すいか生 0.6g
すもも類 日本すもも生 0.6g
もも生 0.6g
マンゴー生 0.6g
ぶどう 果実飲料ジャム 0.5g
ブルーベリー生 0.5g
もも果肉 0.5g
やまもも生 0.5g
パパイア完熟、生 0.5g
ゆず果汁、生 0.5g
すだち果汁、生 0.5g
温州みかん 果実飲料濃縮還元ジュース 0.5g
温州みかん 果実飲料ストレートジュース 0.5g
缶詰ライトシラップ漬果肉 0.5g
パインアップル 果実飲料砂糖漬 0.5g
きんかん全果、生 0.5g
温州みかん 砂じょう早生、生 0.5g
温州みかん じょうのう早生、生 0.5g
あけび果肉、生 0.5g
あんず缶詰 0.5g
ジャム低糖度 0.5g
いちじく缶詰 0.5g
グレープフルーツ 果実飲料缶詰 0.5g
かき渋抜きがき、生 0.5g
夏みかん缶詰 0.5g
かき甘がき、生 0.4g
ライム果汁、生 0.4g
ぶどう生 0.4g
ジャム高糖度 0.4g
かぼす果汁、生 0.4g
パインアップル 果実飲料缶詰 0.4g
ぶどう 果実飲料缶詰 0.4g
レモン果汁、生 0.4g
びわ生 0.3g
ぶどう 果実飲料ストレートジュース 0.3g
西洋なし生 0.3g
パインアップル 果実飲料ストレートジュース 0.3g
缶詰ライトシラップ漬液汁 0.3g
もも液汁 0.3g
マルメロ生 0.3g
日本なし生 0.3g
だいだい果汁、生 0.3g
ぶどう 果実飲料濃縮還元ジュース 0.3g
あけび果皮、生 0.3g
りんご 果実飲料缶詰 0.3g
マーマレード低糖度 0.3g
びわ缶詰 0.3g
りんご 果実飲料ジャム 0.2g
りんご 果実飲料ストレートジュース 0.2g
りんご生 0.2g
温州みかん 果実飲料果粒入りジュース 0.2g
西洋なし缶詰 0.2g
マーマレード高糖度 0.2g
ココナッツココナッツウォーター 0.2g
中国なし生 0.2g
ざくろ生 0.2g
ぶんたんざぼん漬 0.2g
りんご 果実飲料濃縮還元ジュース 0.1g
日本なし缶詰 0.1g
パインアップル 果実飲料濃縮還元ジュース 0.1g
食品標準成分表
出典 : これらのデータは文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会日本食品標準成分表2010のデータより抜粋しています。
出典元URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm

ビタミンAはレチノール、α-カロテン、β-カロテン、β-クリプトキサンチン、β-カロテンは除外し、レチノール当量です。
ビタミンEはα-トコフェノールで表記し、β-トコフェノール、γ-トコフェノール、δ-トコフェノールは除外しています。
食物繊維は水溶性、不溶性の総量で表示しています。
n-6系、n-3系脂肪酸はともに多価不飽和脂肪酸の含有量で表示しています。

まとめ

果実類の食品含有のたんぱく質含有量のランキングと一日に摂取するたんぱく質の食事摂取基準量をチェックし、今回確認した栄養素のたんぱく質の摂取量基準を参考に不足しないように心がけましょう。

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