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大麦、ゆでの栄養素一覧と効果効能

大麦、ゆでの栄養素一覧とそれぞれの含有量や栄養素の効果や効能を確認し、日々の健康管理や栄養バランスに役立てましょう。

大麦、ゆでには銅、食物繊維、食塩相当量、ナトリウム、鉄、ナイアシン、マンガン、亜鉛、リン、パントテン酸、などの栄養素の含有量が摂取基準量に対して高い割合で含まれます。

銅は骨髄でヘモグロビンを作る際に欠かせないミネラル分で、乳児の成長に重要で骨や血管の成長を助け肝臓に貯蔵される栄養素ですし、食物繊維には不溶性や水溶性の食物繊維があり、それぞれ便秘の改善や腸内の環境を整える働きがあります。

ナトリウムは不足することはあまりありませんが、塩化ナトリウムが筋肉を硬直させたり血管の柔軟性も奪うことがあるので過剰摂取に注意が必要なミネラルで、鉄は体内の鉄量が少ないと吸収率が高まり補うよう変化しますし、ゴボウに豊富に含まれるミネラルでマグネシウムやカルシウム、鉄、食物繊維などが幅広く含まれています。

これらの働きをもつ栄養素を含む大麦、ゆでの効果や効能、栄養素の含有量と効果効能を確認して行きましょう。

目次

大麦、ゆでの栄養素の含有量の一覧

大麦、ゆでには銅、食物繊維、食塩相当量、ナトリウム、鉄、ナイアシン、マンガン、亜鉛、リン、パントテン酸、が含まれますが、銅は鉄を血液中のトランスフェリンに受け渡す役割があり、不足時は免疫細胞がうまく働かなくなるとも言われていますので、適切な摂取が必要なミネラルです。

ナトリウムは精製塩以外の塩も検討することが健康の為には良いとされており、天然塩などミネラルを含む塩が良いと言われていますし、ナトリウムは塩の摂取適量は体からの求めを基本と考えることも大切です。

鉄は体内の鉄分の多くは赤血球と結合していますし過剰症はあまりないと言われるミネラルですが、こうした働きをもつそれぞれの栄養素の含有量を確認しておきましょう。

食品番号 01009
ジャンル 大麦
食品名 ゆで
廃棄率 0 %
エネルギー
kcal 122 kcal
kJ 510 kJ
水分 70.0 g
たんぱく質 4.8 g
アミノ酸組成によるたんぱく質 0 g
脂質 0.6 g
トリアシルグリセロール当量 0.5 g
炭水化物 24.3 g
灰分 0.3 g
無機質
ナトリウム 64 mg
カリウム 10 mg
カルシウム 12 mg
マグネシウム 18 mg
リン 61 mg
0.9 mg
亜鉛 0.6 mg
0.13 mg
マンガン 0.27 mg
ヨウ素 0 μg
セレン 0 μg
クロム 0 μg
モリブデン 0 μg
ビタミン
A レチノール 0 μg
A α-カロテン 0 μg
A β-カロテン 0 μg
A β-クリプトキサンチン 0 μg
A β-カロテン当量 0 μg
A レチノール当量 0 μg
D 0 μg
E α-トコフェノール 0 mg
E β-トコフェノール 0 mg
E γ-トコフェノール 0 mg
E δ-トコフェノール 0 mg
K 0 μg
B1 0.04 mg
B2 0.01 mg
ナイアシン 1.0 mg
B6 0.01 mg
B12 0 μg
葉酸 5 μg
パントテン酸 0.26 mg
ビオチン 0 μg
C 0 mg
脂肪酸
飽和脂肪酸 0.15 g
一価不飽和脂肪酸 0.05 g
多価不飽和脂肪酸 0.29 g
コレステロール 0 mg
食物繊維
水溶性 1.2 g
不溶性 1.3 g
総量 2.5 g
食塩相当量 0.2 g
食品標準成分表 栄養素別、食品含有量
アミノ酸含有量 食事摂取基準量
文部科学省、科学技術・学術審議会資源調査分科会
日本食品標準成分表2010のデータより抜粋
出典URL : http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/gijyutu/gijyutu3/houkoku/1298713.htm

大麦、ゆでの栄養素で摂取基準量に対して高い含有量のもの

※ 30~49歳の女性の目安量、推奨量を元に含有量の割合を出しています。
※ ビタミン類、ミネラル類のみの含有量から比率の高い栄養素をまとめています。

1位
2位 食物繊維
3位 食塩相当量
4位 ナトリウム
5位
6位 ナイアシン
7位 マンガン
8位 亜鉛
9位 リン
10位 パントテン酸

銅とは?ヘモグロビンを作る際に欠かせないミネラル

銅は骨、血管の成長を助け肝臓に貯蔵される栄養素で、赤血球の成長や体内の酵素の働きに関わり骨の形成を助けるミネラルです。

銅が不足するとヘモグロビンをきちんと合成できずに、赤血球で酸素を運ぶ役割に悪影響が現われますし免疫細胞がうまく働かなくなるとも言われ、摂取量が少ないと吸収率があがる、摂取量が多いと吸収率がさがるなどの調整が起きます。

銅はセルロプラスミンと言う銅結合たんぱく質となって全身の各器官へ運ばれ、腸管からの鉄の吸収や貯蔵を助け、鉄を血液中のトランスフェリンに受け渡す役割があります。

乳児の成長、骨や血管の強化に効果を持ち、活性酸素の除去に効果を持ちますし、欠乏症では未熟児、銅欠乏乳児、体重増加不良、貧血、骨異常などの症状につながるといわれますので適切な摂取を心がけましょう。

ナトリウムとは?摂りすぎに注意が必要なミネラル

ナトリウムは不足することはあまりないミネラルで、塩化ナトリウムが筋肉を硬直させ、血管の柔軟性も奪うとも言われますので取りすぎには注意が必要です。

過剰症の症状にはミネラルバランスの乱れ、むくみ、細胞外液や血液の量の増加、高血圧症、胃がんの促進因子とも言われるので、過剰摂取につながらない食生活が大切ですので野菜を多く取る食生活で減塩対策を心がけましょう。

また、余分な塩分を排泄するカリウムを多く含む食生活も、減塩対策にもなりますのでカリウムを多く含む食品を使ったレシピを心がけましょう。

大麦、ゆでには他の栄養素も豊富に含まれる

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