にんにくは滋養強壮や疲労回復などの効果や効能がある事は有名ですが、この滋養強壮や疲労回復を実現する栄養成分を効率的かつ最適なお料理レシピで摂取することで最大限ににんにくの効果を引き出し、丈夫な体作りや体力向上や健康維持に日々努めていきましょう。
また、にんにくには臭いに対する問題や課題があり前日ににんにくを含む食事を取ると次の日まで臭いが残る場合がありますので、社会人のマナーとしてもにんにくの臭い消しをしてこの問題は解決して起きたい所です。もしもの時の為にも匂いの成分をしっかりと押さえる方法や食品等もチェックしておくといいでしょう。
にんにくの効果として疲労回復に滋養強壮や食欲増進は有名ですし、自分自身でもそのような効果を得た覚えもあるでしょう。焼肉やステーキ等はにんにく系のたれを使う事も多く食欲増進の効果が得られる為どうしても食べたくなる事がありますし、にんにくのいい香りを嗅いだだけでもお腹が空いてくる場合なども良くあります。
他には風邪やインフルエンザ、食中毒の予防の効果もよく言われますし、血行促進や血液さらさら効果による高血圧や動脈硬化の予防、慢性的な冷え性等の症状改善の効果の多くの効果が期待されます。
これらの効果をうむ栄養成分がにんにくには豊富に含まれておりさまざまな良い影響を体に与えますので、成分や効能や効果をしっかりと確認しておきましょう。
にんにくが含む栄養成分として代表的なのがアリシンです。
他にはスコルジニンやアリイン、アリナーゼ等が含まれており詳細は以下でまとめていきます。これらにんにくの栄養素や成分は他の栄養素との相性等で効果を発揮する場合もあるので、にんにくを使った料理をする際には栄養素の相性を気にした上で調理するとより効果的ににんにくの成分を活かす事になります。
そもそもアリシン（硫化アリル）こそがにんにくの臭いの元です。
しかし、にんにくを料理や調理する段階で何らかの行為でにんにくの組織を傷つけるとアリナーゼの影響でアリシンが発生し、そしてにんにく特有の臭いを発する様になるのです。そしてこのアリシンには強い抗菌作用や抗カビ作用があり、動脈硬化への効果や脂肪の塊を分解縮小させる等の効果があり多少の抗酸化作用も備えている。
このアリシンは糖質の分解を促す効果があるのでビタミンB1（チアミン）と一緒に摂取することで効果的な働きを発揮、そしてビタミンB1（チアミン）を多く含む食品として代表的なのが豚肉です。
この為、豚肉はにんにくと一緒に食べる事でビタミンB1の吸収率が高まりより効果的に栄養の摂取が可能になりますし、他にはハムや大豆、そら豆やえんどう豆等の豆類、小麦粉やうなぎ等がビタミンB1を豊富に含んでいますので意識してにんにくとの摂取を心がけるといいでしょう。
スコルジニンには若返りの効果や新陳代謝の促進、滋養強壮や疲労回復などにんにくに求める要素や効果が豊富に含まれ、他にも呼吸への働きかけや消化を促進、老廃物や毒素の排泄等、実に多くの効果を期待できる成分です。
むしろアリシンよりもスコルジニンの方が効果が大きいのではないかと言う位の存在感ですが、アリシンやスコルジニンの効果に関してはこちら『だるい、疲れやすい体質の解消法におすすめの食べ物はこれ』で詳細を説明しています。
アリインはにんいくに含まれている成分で料理の際ににんにくの組織を傷つけるとアリナーゼとアリインが反応し合いアリシンへと変化、このアリシンがにんにく特有の臭いを発し臭いの元となります。
アリインには強い抗菌作用がある。
予定外ににんにくを食べる事になる場合も良くあります。外食の際に注文した料理ににんにくが含まれていたり、焼肉やステーキを食べたり、にんにくどっさりのラーメンを食べに誘われたりといろいろです。もちろん臭いが嫌で食べない人も居ますし我慢する場合もあるでしょうが、それでも食欲促進の効果からか食べてしまう事も多いでしょう。
その様な時に効果的なのがにんにくの臭い消しに効果的な方法で食材や食品です。
にんにくの臭いの元となる成分は既に述べましたが、このアリシンの効果を抑える事ができればにんにくの臭いに関する問題は解決に至るでしょう。
アリシンを抑える効果のある飲み物で有名なのが牛乳です。食事によっては一緒にとる事も可能ですが、食べ終わって匂いが気になったりやばいと思ったり翌日が気になったら牛乳を飲むといいでしょう。
また、緑茶やコーヒーも臭い消しには良いとされています。後はりんごが臭い消しに効果があると言われていますので、100%のりんごジュースを飲むと効果的です。私はりんごジュースを良く飲んでいます。
また、食べ物を摂る事でにんにくの臭いを消す事も可能です。ヨーグルトや豆乳等があげられますがどちらも乳製品なので牛乳に繋がるのですが、豆乳ならば鍋やスープ等の食事に応用が利く為食べ物としてみました。
どちらにしても牛乳系が効果が高そうですので、にんにくのにおい消しをしたい方は牛乳、又はりんごジュース、又は緑茶がおすすめです。
是非、お試し下さい。
にんにく料理として思いつくのが焼肉やステーキ等のたれやパスタのぺペロンチーノ、最近流行のがっつり系のラーメンにもどっさりとにんにくが乗っていますし、にんにく醤油等も自作で作っている方も多いですね。
大蒜を油でそのままあげて食べてもほくほくしておいしいですし、味噌や醤油等も良く合います。
チキンソテーなども大蒜の風味をつけると食欲が増しますし、にんにくの芽の炒め物等もあわせる食材によって幅広いレシピとなりますし、ガーリックオイルを自作しておいても便利ですし、ガーリックライス等もニンニク料理として定番です。
ざっと考えてもこれだけ出てきますので日頃の食事を少し変更してにんにくを取る機会を増やす事で、上記で述べた様に若返りや新陳代謝、滋養強壮や疲労回復等の効果を得る習慣をつけるのも良いのではないかと思います。