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パイナップルの栄養素の効能!豊富な酵素のダイエット効果とは?

パイナップルは栄養素を豊富に含み多くの効能や効果が期待できる果物であり、カロリー量も低いヘルシーで人気の果実です。最近注目されている酵素の含有量も高くパイナップルのダイエット効果やや美容、美肌への働きなど女性を中心に高まっています。

また妊娠中の妊婦さんの食事におすすめされる果実でもあり、バナナやりんご、メロンなどと並び多様なレシピとそのおいしい味わいで人気の果実のひとつとしての存在感も大きい状況です。

パイナップル

含有栄養素としては果実と言うこともあり8割近くが水分ではあるものの、ビタミンC、マンガン、銅、ビタミンB1、食物繊維、ビタミンB6、カリウム、パントテン酸、マグネシウム、葉酸など幅広い栄養素を含んでいます。

これらパイナップルに含まれる豊富な栄養素の効能や効果、食べる際の簡単なレシピや切り方などを合わせてパイナップルに関してまとめて確認して行きましょう。

目次

パイナップルとは?含有栄養素と効果、効能

パイナップルは熱帯アメリカが原産、原産地はブラジルのパラナ川、パラグアイ川流域地方を原産とする果物でありパイナップル科の多年草でもあります。

15世紀頃の大航海時代の世界的な人の動きによって世界各地に徐々に広まり、日本では1830年頃に初めて小笠原諸島の父島に植えられたとされ、外国船の往来などで伝わったといわれています。

パイナップルの栽培は環境による育て方の影響が大きく、主要生産地、栽培地としてタイ 、フィリピン、ブラジル、中国、インド、コスタリカ、ナイジェリア、ケニア、メキシコ、インドネシアなど世界各地の比較的暖かい地域、熱帯の地域で盛んに栽培されている。

これらの地域ではパイナップルの果実のみならず葉の部分も加工し活用されており、このパイナップルの葉からとった繊維で織った布は麻のような手触りであり紗のように薄い布で重宝されている。

その為、日本国内で食されるパイナップルのほとんどが外国産であり輸入品であり、缶詰、ジャム、ジュースやさまざまなレシピや料理方法で活用されています。

ここからはパイナップルに含まれる栄養素と、それぞれの栄養素の効能や効果を確認して行きたいと思います。

パイナップルに含まれる豊富な栄養素

パインアップル

先にも説明していますがパイナップルにはビタミンC、マンガン、銅、ビタミンB1、食物繊維、ビタミンB6、カリウム、パントテン酸、マグネシウム、葉酸など幅広い栄養素が含まれて居ます。

カロリー量も100g辺り50kcal程度と低カロリーであり、含有水分量が85%と非常に高い水分豊富な果物特有の特徴を持っています。栽培に適している地域では貴重な水分源として重宝される存在でもあるパイナップルは栄養素も幅広く含まれ貴重な栄養源でもあるでしょう。

また、アミノ酸類も幅広く含むので、非常に栄養バランスの良い果実と言えるでしょう。

食品別カロリー量(100g辺り、kcal) 食品別の栄養素含有量一覧
パセリ 44kcal にら 21kcal 長芋 65kcal
グリーンピース 93kcal 水菜 22kcal 蜂蜜 294kcal
桃 39kcal キャベツ 22kcal アスパラガス 23kcal
みかん 44kcal 玉ねぎ 37kcal アボカド 187kcal
豆腐 55.9kcal トマト 18.9kcal こんにゃく 6.9kcal

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パイナップルにはビタミンCが豊富!ストレス対策や美容効果が高い

ビタミンCは果実類や野菜など幅広い食べ物や食品に含まれますが、パイナップルにも豊富なビタミンCが含まれて居ます。

このビタミンCの効能として上げられるのが抗酸化作用であり、体内で一定割合発生する活性酸素の除去に効果的な働きを持ちます。

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この活性酸素は体内で細胞を害する悪影響があり、その影響で老化を促進するとも言われますので美容や美肌を意識する女性にとっては特に摂取を心がけたい栄養素がビタミンCでもあります。

また最近は多くのストレスを感じながら生活している方も多く居ますが、ビタミンCはストレスを感じているとドンドン消費されていってしまう為にビタミンCが不足してしまいます。

こうした生活環境にある場合や仕事環境にある場合には特にビタミンCの摂取を心がけストレスに対する備えとしたいところです。

  • じゃがいも
  • ピーマン
  • ブロッコリー
  • レモン
  • キウイ
  • グレープフルーツ

マンガンは成長に重要な働きを持ち、補酵素としても大活躍

家族団らん

パイナップルに多く含まれるマンガンは子供の成長にとって非常に重要な栄養素であり、ミネラル分の一つでもあります。

このマンガンはさまざまな酵素の補酵素としてそれぞれの活動や働きを高める作用があるので、酵素の働きを期待するダイエットや美容を行なうときには合わせてマンガンを摂取することをこころがける必要性があります。

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また、マンガンは骨にも多く含まれている成分であり特に子供の成長期の骨の発育には欠かすことのできないミネラル分ですので、マンガンを多く含むパイナップルの摂取は他の栄養素の豊富さ、幅広さを考えるとおすすめです。

栄養素も多く、酵素量も豊富、美味しくて手軽に食べられるパイナップルを食べる習慣を持つと子供の成長にとっても非常にいいでしょう。

  • アマランサス

パイナップルは銅も含む!活性酸素の撃退や骨の成長に効果的

銅は牛のレバーなどに多く含まれるミネラル類ですがパイナップルにも100g辺り0.11mgていど含まれて居ます。

この銅には肝臓に貯蔵される特徴があり、腸管からの鉄分の吸収や貯蔵を助ける役割を持ち、活性酸素を撃退する為の酵素の働きを補酵素として助ける役割も持ちます。

また乳児の血管の発育や骨の強化などにも銅が重要な効能を持ちますので、子育てや育児の際には摂取を心がけたい栄養素でもあります。

  • シャコ
  • ホタルイカ/li>

ビタミンB1は糖質の代謝に効果的な働きをもつビタミン類

七草

ビタミンにはA、C、Eなど色々な種類がありますがビタミンBにもB1、B3、B6、B2などさまざまな種類があります。

このビタミンBの中でもパイナップルにはビタミンB1が含有されており、ビタミンB1の効能でもある糖質を代謝する働きが期待できます。

ビタミンb1を多く含む食品や野菜とその効果と効能

糖質は人間にとって重要なエネルギー源であり体内で水と二酸化炭素に分解されることでエネルギーが作られますが、この際に必要になってくる栄養素がビタミンB1です。

またビタミンB1が不足するとこうした糖質の代謝の影響を及ぼすので、神経系の働きに異常をきたすことがありますので、日頃食生活の中でビタミンB1を多く含む食品や食べ物の摂取を心がける必要があります。

摂取の際の注意点としてビタミンB1は水に溶けやすい水溶性のビタミンですので、煮汁やスープ、味噌汁など水分も合わせて摂取するレシピや調理方法で食べると無駄なく摂取することが可能ですが、パイナップルなどの果実に含まれている場合はそのまま食べることで簡単にビタミンB1が摂取可能です。

  • 豚ヒレ肉
  • 豚ロース肉
  • マダイ
  • ブリ

不溶性食物繊維が多く発がん性物質の排出効果もある

パイナップルにはさまざまなビタミン類とミネラル分と合わせて食物繊維も含まれています。

この食物繊維には水溶性の物と不溶性の物がありますが、パイナップルには不溶性食物繊維が多く含まれており便秘の改善や発ガン予防の効果が期待されます。

またビタミンCなどパイナップル含有栄養素にも抗酸化作用等の効果もあるため、活性酸素の悪影響を予防するなど健康や美容に効果的な働きを持ちますが、この不溶性食物繊維も多くの効能や効果を持ちます。

不溶性であることから体内、主に腸内では水分を吸収し便をやわらかくするとともに排便の量を増加させます。そうした効能で腸内に発がん性物質が粘膜と接する時間の減少につながり、結果発ガンの予防、大腸がん対策につながります。

便秘で悩む女性は特に摂取を心がけたいのが不溶性の食物繊維でもありますし、穀類、野菜類、豆類、きのこなど幅広い食べ物に含まれますので少し意識することで簡単に食生活に取り入れられますし、パイナップルを食べることでも不溶性食物繊維の摂取につながります。

因みにパイナップルの不溶性食物繊維含有量は100g辺り1.4g程です。

食品別不溶性食物繊維含有量(100g辺り、単位) 食品別の栄養素含有量一覧
いんげん豆 11.8g パセリ 6.2g おから 11.1g
グリーンピース 5.3g エリンギ 4.0g きくらげ 57.4g
あずき 11g きな粉 15g 納豆 4.4g
アマランサス 6g とうもろこし 8g ラズベリー 4g

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水溶性ビタミンのビタミンB6にはアミノ酸の代謝効果

パイナップルにはビタミンB6も含まれていますが、このビタミンB6にはタンパク質をアミノ酸に分解するなどの効能がありタンパク質の新陳代謝に欠かせない栄養素です。

鶏のささ身やマグロの赤身などにもビタミンB6は豊富に含まれますが、パイナップルからもこれらの食べ物と比較すると微量ではありますがビタミンB6の摂取が可能です。

パイナップルには他にも多くの栄養素が幅広く含まれる

水分が豊富で非常に美味しいパイナップルですが、これらの栄養素意外にもカリウム、パントテン酸、マグネシウム、葉酸など幅広い栄養素を含みます。

それぞれの含有量は高くありませんが、幅広い栄養素の摂取はさまざまな良い効果がありますのでパイナップルに限らずフルーツや果物全般にも同様のことが言えるでしょう。

パイナップルは妊娠中にもおすすめの食べ物

妊婦

パイナップルには豊富な栄養素が含まれますし、その食べやすい味わいと水分量の豊富さから妊娠中の食事やデザートとしても人気です、妊娠中は食べられない食べ物や吐き気をもよおす食品などが出てきますので、食べやすい果実を中心に必要な栄養素をしっかりと取ることが胎児の発育にとって重要です。

パイナップルは手に入りやすい果物でもありますので、妊娠時期にも活用するといいでしょう。
妊婦の必須栄養素4選!食事のレシピと摂取量

まとめ

パイナップルは輸入品が多いものの定番のフルーツの一つでもあり人気の果物です。

含有する栄養素も幅広く水分量も豊富、味わいも非常に美味しいのですし美容や健康に良い効能をもつ栄養素の摂取におすすめの果物です。酵素量も豊富なのでダイエットなどにもつながる果物とも言えるでしょう。

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