東京都狛江市の人口の推移とそこから見える今後の課題

東京都狛江市は多摩川いかだレースなどの観光資源を持つ地域ですが、人口の増減率や減少、今後の予測などからさまざまな問題がみられます。

以下では、東京都狛江市の人口の推移と今後の予測、予想から見える現状の問題点や課題などを簡単にまとめていきたいと思いますので、総人口、年少人口、生産年齢人口、老年人口のこれまでの推移と今後の予測を確認して行きましょう。

日本（東京都狛江市）の人口の推移と増減

東京都狛江市は多摩川いかだレースなどの観光地がある地域ですが、各地で問題となっている少子化や高齢化などの地域コミュニティーに関わる問題を確認しておきます。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

東京都狛江市の総人口の増加と減少の推移と推計

東京都狛江市の総人口はこれまで増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で3783人程の減少で6％程度の人口減少が予想されます。

長期的に人口が増加している狛江市は魅力的な地域ですが、インフラの必要性の向上や住居問題などが現われるかもしれません。

東京都狛江市の年少人口の人口推移と今後おこりえる人口増減の予測

東京都狛江市の年少人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で10287人程の減少で67％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が67％と大幅で狛江市は人口減少が継続的に進んでいるので、労働人口の減少は社会保障負担の増加などにつながりますし、高齢化や高齢人口の増加は一層こうした社会保障負担の増加を拍車させることにもつながりますので注意が必要です。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で20％から7％程度に減少しており、総人口比率が13％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要ですし、全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、東京都狛江市は7％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

年少人口の減少率が13％とやや高い減少率ですので、今後の推移に注意が必要ですし年代ごとの減少人口数の推移にも注意が必要です。

東京都狛江市の生産年齢人口の人口変動の推移と抱える問題点

東京都狛江市の生産年齢人口はこれまでやや減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で14517人程の減少で29％程度の人口減少が予想されます。

狛江市は人口減少が継続的に進んでいるので、地域の過疎化、空き地や放棄地などの問題も抱えますし、生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で68％から49％程度に減少しており、総人口比率が19％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、東京都狛江市は49％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

東京都狛江市の老年人口の人口増加の現状や理由

東京都狛江市の老年人口はこれまで増加傾向で推移しこの先は増加が進む可能性が高い状況で、2040年には1980年比で21056人程の増加で606％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している狛江市は魅力的な地域ですが、人口ピラミッドの変動など年代ごとのバランスも重要になって来ますし、2040年には1980年と比べて総人口比率で5％から33％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が28％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％で過去最高を記録、東京都狛江市は33％と今後は全国平均以上が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。