東京都足立区の総人口数や子供の人口推移と増減

東京都足立区はギャラクシティ、旧日光街道千住宿、光の祭典、西新井大師、椿林などの観光資源を持つ地域ですが、年代ごとの人口構成の変動による問題点も抱えています。

足立区の1980年からの人口の推移や今後の増減率の予想などから見える問題点や今後おこりえる課題を確認して行きたいと思います。

日本（東京都足立区）の人口の推移と増減

東京都足立区はギャラクシティ、旧日光街道千住宿、光の祭典、西新井大師、椿林などの観光地がある地域ですが、各地で問題となっている少子化や高齢化などの地域コミュニティーに関わる問題を確認しておきます。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

東京都足立区の総人口の人の動きや年代ごとの特徴

東京都足立区の総人口はこれまでやや増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で82069人程の減少で14％程度の人口減少が予想されます。

足立区は人口減少が継続的に進んでいるので、地域文化の継承や地域の維持が困難になるかもしれません。

東京都足立区の年少人口の人口統計と年齢ごとの増減率の推移

東京都足立区の年少人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で100066人程の減少で68％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が68％と大幅で足立区は人口減少が継続的に進んでいるので、高齢者の減少と共に若者の減少や人口流出が進むことで、総合的な人口減少につながる危険性も考えられます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で23％から7％程度に減少しており、総人口比率が16％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、東京都足立区は7％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

年少人口の減少率が16％と大幅に減少が進んでいるので、年代ごとの減少状況を確認し今後の対策を取る必要があるでしょう。

東京都足立区の生産年齢人口の人口変動の推移と抱える問題点

東京都足立区の生産年齢人口はこれまでやや減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で133231人程の減少で31％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口の減少率が31％とやや高く足立区は人口減少が継続的に進んでいるので、地域の学校の閉校や農林水産業の衰退、森林や農地の荒廃、放置耕地の増加、商店街の衰退や地域サービスの低下など、人口減少は幅広い影響を及ぼしかねません。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で68％から47％程度に減少しており、総人口比率が21％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、東京都足立区は47％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

東京都足立区の老年人口の総人口や高齢者数などの推移

東京都足立区の老年人口はこれまで増加傾向で推移しこの先は増加が進む可能性が高い状況で、2040年には1980年比で152093人程の増加で480％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している足立区は魅力的な地域ですが、住民トラブルや自治会での問題、住居や騒音など新たな問題も考えられますし、2040年には1980年と比べて総人口比率で6％から30％程度に増加が予想されています。

老年人口の総人口比率が24％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％で過去最高を記録、東京都足立区は30％と今後は全国平均以上が予想されるので老年人口の増えすぎや50%越えの限界集落への危険性が高い状態です。