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千葉県鋸南町は県南に含まれ館山市の北に位置する地域ですが、年代ごとの人口の変動に特徴が見られますので確認しておきましょう。

千葉県鋸南町のこれまでの人口推移と今後の予想などを確認し、そこから見える今後の課題、高齢化や少子化などの問題点を確認して行きたいと思います。

日本（千葉県鋸南町）の人口の推移と増減

千葉県鋸南町は人口の変動や今後の推移なども確認し問題点などを挙げて行きたいと思います。

利用上の注意点

以下の情報は、RESAS（地域経済分析システム）を加工して作成おり、全国各地の都道府県、市町村ごとの人口増減の推移をまとめておりますが、人口構成に関するコメントは各データを元にシステム的に出していますので不自然な点はご了承下さい。

千葉県鋸南町の総人口の子供の減少や高齢化などの問題点

年	人口	増減(人)	増減(％)
1980年	12843人		0％
1985年	12442人	▲401	▲3％
1990年	11696人	▲746	▲5％
1995年	11071人	▲625	▲5％
2000年	10521人	▲550	▲4％
2005年	9778人	▲743	▲7％
2010年	8950人	▲828	▲8％
2015年	8167人	▲783	▲8％
2020年	7431人	▲736	▲9％
2025年	6705人	▲726	▲9％
2030年	6004人	▲701	▲10％
2035年	5345人	▲659	▲10％
2040年	4724人	▲621	▲11％

千葉県鋸南町の総人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で8119人程の減少で64％程度の人口減少が予想されます。

総人口の減少率が64％と大幅で鋸南町は人口減少が継続的に進んでいるので、今後も減少が続くと過疎化や高齢化で深刻な状態も考えられます。

千葉県鋸南町の年少人口の労働人口や消費人口の減少と今後の課題

年	人口	増減(人)	増減(％)	総人口比
1980年	2782人		0％	22％
1985年	2440人	▲342	▲12％	19％
1990年	1890人	▲550	▲22％	15％
1995年	1540人	▲350	▲18％	12％
2000年	1291人	▲249	▲16％	10％
2005年	1096人	▲195	▲15％	8％
2010年	847人	▲249	▲22％	6％
2015年	643人	▲204	▲24％	5％
2020年	515人	▲128	▲19％	4％
2025年	439人	▲76	▲14％	3％
2030年	371人	▲68	▲15％	2％
2035年	329人	▲42	▲11％	2％
2040年	295人	▲34	▲10％	2％

千葉県鋸南町の年少人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で2487人程の減少で90％程度の人口減少が予想されます。

年少人口の減少率が90％と大幅で鋸南町は人口減少が継続的に進んでいるので、人口バランスの乱れや今後の地域の発展に影響が考えられます。

年少人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で22％から2％程度に減少しており、総人口比率が20％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要です。

全国平均は平成28年10月1日現在で12.4％で過去最低を記録していますが、千葉県鋸南町は2％と今後は全国平均以下への推移が予想されるので危険な状態です。

年少人口の減少率が20％と大幅に減少が進んでいるので、年代ごとの減少状況を確認し今後の対策を取る必要があるでしょう。

千葉県鋸南町の生産年齢人口の人口推移の現状と未来予測からみえること

年	人口	増減(人)	増減(％)	総人口比
1980年	8166人		0％	69％
1985年	7856人	▲310	▲3％	67％
1990年	7307人	▲549	▲6％	62％
1995年	6707人	▲600	▲8％	57％
2000年	6089人	▲618	▲9％	52％
2005年	5409人	▲680	▲11％	46％
2010年	4774人	▲635	▲11％	40％
2015年	4003人	▲771	▲16％	34％
2020年	3444人	▲559	▲13％	29％
2025年	2992人	▲452	▲13％	25％
2030年	2640人	▲352	▲11％	22％
2035年	2310人	▲330	▲12％	19％
2040年	1991人	▲319	▲13％	17％

千葉県鋸南町の生産年齢人口はこれまで減少傾向で推移しこの先は継続的に減少が進む可能性が高いと予想されており、2040年には1980年比で6175人程の減少で76％程度の人口減少が予想されます。

生産年齢人口の減少率が76％と大幅で鋸南町は人口減少が継続的に進んでいるので、地域文化の継承や地域の維持が困難になるかもしれません。

生産年齢人口は2040年には1980年と比べて総人口比率で69％から17％程度に減少しており、総人口比率が52％もの減少が予想されますので今後の推移に注意が必要で生産年齢人口不足に注意しましょう。

全国平均は平成28年10月1日現在で60.3％、平成4年で69.8％ですが、千葉県鋸南町は17％と今後は全国平均以下が予想されるので生産年齢人口不足が予想され危険な状態です。

千葉県鋸南町の老年人口の増加と減少の推移と推計

年	人口	増減(人)	増減(％)	総人口比
1980年	1895人		0％	17％
1985年	2146人	251	13％	19％
1990年	2498人	352	16％	22％
1995年	2824人	326	13％	25％
2000年	3141人	317	11％	28％
2005年	3273人	132	4％	29％
2010年	3329人	56	1％	30％
2015年	3521人	192	5％	31％
2020年	3472人	▲49	▲1％	31％
2025年	3274人	▲198	▲5％	29％
2030年	2993人	▲281	▲8％	27％
2035年	2706人	▲287	▲9％	24％
2040年	2438人	▲268	▲9％	22％

千葉県鋸南町の老年人口はこれまで増加傾向で推移し増減率や増減幅は大きくありませんが注意が必要で、2040年には1980年比で543人程の増加で128％程度の上昇率での人口増加が予想されます。

長期的に人口が増加している鋸南町は魅力的な地域ですが、高齢者数が増えることで医療や介護を必要とする人口が増えるものの、介護サービスを担う人材不足などでの困難な状況やサービスの低下、低賃金での過酷な労働などの問題にもつながりやすい状況です。

千葉県鋸南町は老年人口が全国平均の27.3％以上の数値が高い地域で50％超えの限界集落に近い割合で推移している地域で対策が必要です。

2040年には1980年と比べて総人口比率で17％から22％程度に増加、老年人口の総人口比率が5％もの増加が予想されますので、今後の老年人口の推移には注意が必要な地域で、全国平均は平成28年10月1日現在で27.3％ですが、千葉県鋸南町は今後は全国平均以下が予想される地域です。